はじめてのトレッキングポールとしてDABADA(ダバダ)のアルミ製を購入。実際に山登りで体験したことも含めて記事にしました。購入して分かったこと、使用イメージなど紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者にはDABADA(ダバダ)がおすすめ
トレッキングポールは様々なメーカーから出ていますが、トレッキングポールが初めての方にオススメの理由はこちらです。
株式会社DABADAは日本の会社で、大阪を拠点としてアウトドア・フィットネス商品の販売を手がけています。その中でもトレッキングポールは累計270,000本販売されているロングセラー商品。低価格ですが機能性も高いので、コストを抑えたい初心者の方に向いています。
■1本タイプ?それとも2本タイプ?
1本タイプはハイキングなどウォーキングには良いのですが、今回はゆるやかな山登りメインなので2本タイプを選択。
■伸縮タイプ?折りたたみタイプ?
収納の仕方で大きく2つのタイプに分かれますが、今回はコストも安く、長さも融通のきく伸縮タイプを選択しました。折りたたみタイプのほうが収納時にコンパクトになりますが、ザックのサイドに取り付けて持ち運べばいいので(そのほうが、見た目がなんかそれっぽくてカッコいい)。
※岩場や岩稜帯での行動が多い時は、引っ掛かり防止のため、すべてザックにしまえる折りたたみタイプが良い場合もありますよ。
■素材はカーボン?アルミ?
カーボンは軽いですが高価…。それに力の掛け方を間違うと折れてしまうことも。その点アルミの軽さはカーボンほどではないのですが、DABADAのアルミなら初心者には違いがわからないくらい軽く感じますし、お財布にも優しい! また岩などにはさまった時など、アルミなら金属特有の粘りがあるので折れる心配が少なく、ポールの扱いになれていない人や子どもも安心です。
今回購入したのはこちら
【主な仕様】
収納タイプ:伸縮式
素材:アルミ製
ロック方法:スクリュー方式
アンチショック:有り
重量:220g(1本あたり)
サイズ :56.5cm(収納時)~120cm
子どもも使える?
結論から言うと、DABADAはお子さんも使えます。
トレッキングポールは大きく伸縮式と折りたたみ式の2つに分かれるのですが、DABADAは伸縮式のため、長さが56.5cm~120cmと自由に調整できます。使用するときのポールの長さは「身長×0.63」で求めるので、逆算すると身長が約90cm~190cmの範囲の人が使用できることになります。仮に、小学1年生の平均身長が116cmなので、使用時のポールの長さは計算で約73cm。DABADAは十分に調整の範囲内です。
山登りをしていると、子どもは棒を拾って杖にしがち(笑)。トレッキングポールがあるとめちゃくちゃ喜びます。実際は子どものほうがバランス感覚が良いのであまり必要ないのですが、もしもの時の転倒防止や、山登りのモチベーションアップに用意するのもアリです。でも小さいお子さんだと腕が疲れたり、飽きちゃう可能性もあるので、大人が持ってあげることも想定しておいてください。
さっそく届いた商品を開けてみた
こちらが届いた商品を開封した状態。
約3,000円でトレッキングポールの基本セットが購入できるのは嬉しいです!コスパ最強!!
ポールには品質基準「SGマーク」のステッカーが貼ってあります。これは(財)製品安全協会の厳しい品質検査をクリアした証しで、このマークがあると、万が一製品の欠陥による人身事故が起きた時には、1億円を限度とする対人保証保険が付いています。そのくらい信頼できるトレッキングポールなので安心ですね。
グリップはコルク製で、滑らず握ることができます。腕の力をダイレクトに伝えられるので重要なポイントです。
ストラップの内側はフェルト生地が貼られていて、長時間ストラップに触れていても手を優しく保護します。細かい部分まで配慮されてて嬉しいです。
付属のアタッチメントは、トレッキングキャップ&予備のキャップ、ウォーキングキャップ、バスケットの3種類が入っていました。
※付属品は販売サイトによって違う場合があるのでご注意ください。
取扱説明書は名称のほか、詳しい使用方法が記載されています。
また、ちょっとしたトラブルシューティングも書かれているので、使用前に一度読んでおくことをオススメします。ここまで丁寧に案内されていると、パーツの詳しい形状や、ポールの機能が理解できるので、実際の使用時の注意点やトラブル回避に役立つのでありがたいです!
運搬時、また使用しないときは収納袋に入れることができます。アタッチメントなど細かいパーツの紛失も防げるので便利です!
実際に使ってみた感想
使用するときは、自分の身長に合わせてポールの長さを調整します。DABADAは伸縮式なので、上段を握り、中段と下段を回転させてゆるめ、必要な長さまで伸ばします。伸ばしたら逆回転でしめて固定します。
タオルをしぼる要領で軽く回すとうまくいきます! このとき、緩すぎると使用中に縮んでしまい転倒の原因となり危険です。だからといって締めすぎると収納時に手間がかかることも…。何回か締めてみて加減をつかんでください。
ポールに付いていてる目盛りに合わせて固定すると、2本の長さを揃えやすくなります。
目盛りの上端には「STOP」の文字が。このラインより伸ばして使用すると固定強度が不足して破損する恐れがあります。必ず「STOP」より下で使用しましょう。
実際に登る時に使ってみると、足が4本になったかのようで推進力がアップ! ガシガシ登れます。1本220gのポールの重さは特に感じず、握りやすいコルク製グリップにより力がダイレクトに伝わる感じがしました。
一方、下る時にポールを使用すると3点支持がしやすく、かなり安定感が増します。また(大人は)膝の負担が軽減するので疲労感もだいぶ違いました(そのかわり腕が少し筋肉痛にw)。また、アンチショックシステムにより、先端が接地したときの衝撃をバネが吸収するので、手首等への負担も少なく優しい使い心地でした。
ポールの収納方法
岩場や山小屋など、ポールを使用しないときは次のような方法でザックに収納しました。
■ショルダーハーネスへ取り付ける
ショルダーハーネスのカラビナにストラップを引っかけ、ザック底部のリングにポールを差し込んで取り付けます。この方法だと行動中にザックを背負ったままポールを収納できるので、脱着のストレスがありません。ただ、トレッキングポールが身体の脇にくるので、歩くときに腕などが干渉する可能性があります。
■サイドポケットへ取り付ける
こちらは長時間使用しないとき。ザックを降ろしてサイドポケットに差し込んで収納します。ザックを降ろす手間がかかりますが、しっかりと収納することができます。
折り畳み式だとコンパクトになるのでザック内にしまうこともできるのですが、伸縮式はどうしてもザックの外に取り付ける収納になります。でも実際はそこまで不便には感じませんでした。なお、山小屋やバスや電車に乗る時などは、周囲の危険にならないようポール先端をキャップで保護するか、ケースに入れて運搬しましょう。
まとめ
今回の記事ではDABADA(ダバダ)のトレッキングポールについて、使用感など体験したことを記事にしてみました。結論、はじめてのトレッキングポールとして購入して損はないです。DABADAのトレッキングポールは低価格ですが、機能性も高いので、コストを抑えつつ山登りがとてもラクになります。ぜひこの記事を参考に、DABADAのトレッキングポールで山登りを楽しんでください。
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