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【超初心者向け】100均の道具で砂金は取れる?栃木県で砂金が取れる場所と採取方法

子どもと遊ぶ
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関東近郊で砂金が取れる場所を探していたら、栃木県の武茂川で採取できるとの情報をGETしました。本格的な砂金取りの道具をそろえるとお金がかかりそうだったので、100均で買える道具での方法と実際の採取の仕方を紹介します。ちょっとお試しで砂金取りをしてみたい人向けです。武茂川は普通に川遊びもできますよ。この記事を参考に、ぜひ家族でリアルな砂金取り体験を楽しんでください。

武茂川の場所

武茂川(むもがわ)は栃木県那珂川町を流れる1級河川。那珂川の支流で川幅もそんなに広くありません。イトトンボが静かに飛んでいる穏やかな清流です。

武茂川

どうやら武茂川は、日本で初めて金が採れた場所らしく、797年に奈良の大仏造りに使用された文献もあるそうです。

まずは健武山神社を目的地に。

武茂川に行くには、健武山神社(たけぶやまじんじゃ)を目指してください。

「古代産金の里」の石碑が目じるし。

健武山神社

健武山神社の境内。

健武山神社

健武山神社へのアクセス

電車、バスの場合:東北本線氏家駅下車→関東バス利用で氏家駅前~馬頭車庫下車→徒歩で約11分。
クルマの場合:東北自動車道矢板IC下車、クルマで約45分。

※健武山神社に駐車場はありますが数台ほどです(参拝者のための駐車場です)。クルマで来られる方は、道の広いところか川原などご自身の判断で停めていただければと思います。

砂金取りに用意するもの

砂金取り用意
用意するもの
  • スコップ
  • バケツ
  • 土ふるい ※目の大きさは粗め(6mmくらい)
  • 植木鉢の皿 ※サイズは7号(直径21cm)~10号(直径30cm)
  • タッパー
  • タオル
  • 着替え(子どもたちが川で濡れたとき用)
  • 夏なら虫よけスプレー等

専門の砂金取りでは「パンニング皿」という砂と砂金を分ける皿が必要ですが、今回は植木鉢の皿を代用します。100均で選ぶときは、できるだけ縁が直角ではなくななめになっているものを選んでください。そのほうが土砂をふるいやすくなります。
また、皿のサイズが大きければたくさんの土砂をふるえますが、その分体力が必要です。子どもや体力に自信がない方は小さめを選ぶと良いでしょう。

川で砂金が取れる場所とは?

砂金は小さいですが比重がすごく重いです。ふつうの石の比重が3~5(g/cm3)に対し、砂金は19(g/cm3)ほど。そのため、砂金は川原の表面にあることは少なく、川底に向かって沈んでいく性質があります。そのことを踏まえて、次のようなポイントを探してください。

川のカーブの内側!

川のカーブの内側は土砂が堆積するポイントです。とうぜん砂金もたまりやすくなります。川についたらまず流れをよく見て、カーブの内側に行ってみましょう。

土砂が堆積しているところを掘る!

砂金は比重が重いため、川原の表面にはありません。なので土砂が堆積している場所を見つけたら、表面を掘り、上層の砂利を取り除きましょう。それから底の方から砂利を掘り上げるようにします。

岩や、草木の根の下も狙い目!

大きな岩や、草木の根っこに砂金が引っ掛かることもあるようです。川原にそのような場所を見つけたら、そこを掘って砂利を採取するのもポイントです。

※掘った穴や移動した岩などは、景観のため元に戻すのを忘れないようにしましょう!

川についたら、まず砂金の気持ちになって川を眺めましょう。
また、砂金が取れそうな場所だけでなく、危険そうな場所がないかもこの時に確認しましょう。落ち着いて全体を見ることがすごく大切です。

砂金を取る手順

①砂利を掘る

まずは砂利を掘りましょう。先述の通り深い層の砂利を採取します。
上の写真のように草木の根の下もポイントです。
砂利を採取したら一旦バケツに入れましょう。

②ふるいにかける

今度はバケツの砂利をふるいにかけ、大きな石や草木の根っこなどを除きます。
皿に移す際、砂利の量を入れすぎると重くなります。子どもと自分の体力に合わせ適量にしましょう。

③水中で皿を揺らす!(パンニング開始)

いよいよ砂金を取りだす「パンニング」作業のスタートです。
なぜ揺らす必要があるか、イラストにしました。

④表面の砂利を捨てる!

左右に揺らして砂金を皿の底に沈めたら、皿を傾けて、表面の大きな砂利を水中に捨てましょう。

パンニングを初めてやって分かったのですが、ご飯を炊く前の米とぎに似てるんですよね!

揺らしてお米をならす感じや、ゴミを洗い流す感じはそのものです。事前に米とぎでイメージしておくと練習になるかも。

⑤これを何回も繰り返す!

皿を揺らす→石を捨てる。この作業を何回も繰り返します。

そうすると、はじめは砂利だらけだった皿の中が…↓↓

細かい砂利もなくなり、比重の重い砂鉄(黒っぽい砂)などが残ります。
ここまできたら砂金がないか調査しましょう!

⑥砂金を探す!

金色だからといって、それが砂金とは限りません。
砂金と間違えやすい鉱石が2つあるので紹介します。

間違えやすい鉱石①:黄鉄鉱
こちら黄鉄鉱は、金色に輝いているので間違えやすいです。見分け方は結晶体かどうか。黄鉄鉱は立方体のような結晶状態。叩くと割れます。一方、砂金はいびつで角がなく、叩くと伸びるのが特徴です。

間違えやすい鉱石②:雲母
こちらも金色に輝いているので間違えやすいです。見分け方は簡単。雲母は比重が軽いので、水中で揺らすとすぐにユラユラと動きます。それに非常にもろいので指で押しつぶすと簡単にバラバラに砕けます。砂金なら比重が重いので、水中で少し揺らしたくらいでは動きません。

金雲母を指で押しつぶしたところ。簡単にバラバラに砕けました。これは砂金ではありません…。

武茂川で取れた砂金はこちら!

ついに見つけました。砂金第一号です!!
とれた砂金はすごく小さいので、持ってきたタッパーに収納しましょう。

砂金取りの注意点

  • 台風やゲリラ豪雨などによる増水時には危険ですので採取は控えたほうが良いです。
  • そこまで大きな川ではありませんが、それなりに水深が深い場所もあります。子どもから目を離さないようにしてください。
  • 毒ヘビやハチなど生息している場合があります。草むらを歩くときなど充分注意してください。
  • 武茂川は田んぼや畑が近くにあり、川の側道も農道となっています。地元で暮らしている人たちへの配慮をお願いします。

まとめ:武茂川の砂金取りを楽しもう!

正直に言います。今回 3時間ねばって探したのですが、このかけらだけでした。でもまあ、見つからないよりは良かったかな!と思ってます。

今となって思えば、ナゲットと呼ばれる1gを超える大物や、よもやインゴットのような金塊を見つけたらどうしようと、いらぬ心配をしていた自分たちが恥ずかしい…。

100均でそろう道具だけでパンニングを試したのですが、結論「できないこともないかな」が感想です。でも、専用のパンニング皿があれば、もう少し砂金が皿に残っていたのかな…。なんて気づいたら考えていたりします。砂金沼にはまりそうで少し怖い…!

砂金は一欠片(ひとかけら)だけでしたが、子どもたちは川遊びもできて超満足のようです。イトトンボや小魚を捕まえたり、全身ずぶ濡れになるまで川に入って遊んでいました。それだけでも武茂川は充分遊べます!

※観光地として整備されている場所ではないので、地域住民の方々へのご配慮をお願いいたします。また、次に来る人たちも楽しめるよう採取マナーを守って楽しみましょう!

都心からもアクセスしやすい栃木県は、宇都宮の餃子や日光東照宮など、他にも見どころがたくさんあります。宿泊を計画する場合は楽天トラベルで検索してみてください。

栃木県のホテル・旅館一覧はこちら

ゆとりのある計画で砂金取りがてら、栃木の観光名所を巡るのもありです。

↓ちなみに茨城県での砂金取りの記事はこちら。

おまけ:砂金取りの写真をプリントするときは

今回のように、砂金取りや家族の写真は、そのままスマホに保存しておくのはもったいないです。子どもが自由研究の課題にするときは写真が必要なことも。しかし、カラープリンターは買うと高いし、紙代、インク代もかかる…、と考えてしまう場合は、「しまうま写真プリント」という人気アプリを使ってスマホで簡単にプリントできます。

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