この記事では茨城県大洗・平磯でビーチコーミングができる場所とその方法、注意点をまとめてみました。海水浴ができない冬シーズンでも、子どもたちと海で遊べるイベントとして「ビーチコーミング」は非常におすすめです。これは単純に海岸で貝殻やきれいな石を探すだけなのですが、これがとにかく楽しい!あとお金がかからないので家計にも嬉しい!ぜひお試しください。
ビーチコーミングできる場所 ①海門橋
那珂川の河口に位置している海門橋は、ひたちなか市と大洗町の境目に位置している鉄橋です。ここには大洗水辺プラザという海につながっている公園があり、ここでビーチコーミングをすることができます(正確にはリバーコーミングかも…)。この公園は10台ほど駐車できるスペースがあり、県道を挟んだ反対側の駐車場にはトイレも設置されていて便利です(地元では初日の出を見に行くときに利用したりしてます)。
駐車場から河口までは階段が設置されているのでそこから降りることができます。
この場所でビーチコーミングできる範囲は以下の通りです。
防波堤もあるのですが、砂浜部分も程よい範囲であり、シーグラスや貝殻を発見することができます。休日の浜辺には釣り人もけっこういますので互いに配慮しながら収集しましょう。
海門橋までのアクセス
電車の場合:ひたちなか海浜鉄道湊線「那珂湊駅」から徒歩1.2km(約15分ほど)
クルマの場合:東水戸道路「水戸大洗IC」から約6km(約12分ほど)
ビーチコーミングできる場所 ②大洗公園
アクアワールド水族館から大洗岬にかけて南北約3kmにわたって続く公園です。
砂浜と岩場が混在する自然海岸の美しい場所で、県営駐車場が複数ヵ所に存在し、合計で約1100台ほどのスペースがあります。以前は海水浴場だったのですが現在は開設していません。磯遊びやビーチコーミングをメインで楽しむことができます!
駐車場はいくつかあり、トイレや自動販売機なども設置されています。
※夏期は駐車場が有料になります。
砂浜と岩場が混在する海岸で、範囲も広く探しがいのある場所です。
比較的細かく、きれいな小石や貝殻が多く見つかります。
大洗公園までのアクセス
電車の場合:大洗鹿島線「大洗駅」からバスで約15分
クルマの場合:北関東自動車道「水戸大洗IC」から約6km(約8分ほど)
ビーチコーミングできる場所 ③平磯海浜公園
茨城県ひたちなか市にある平磯海浜公園でビーチコーミングができます。ここは海水浴場ではないのですが、夏場であれば磯遊びが可能で、カニやウニ、ヤドカリなどを捕まえらえれるので磯の海洋生物を観察しするにはもってこいの場所です。この公園から南へ少し歩いていくと平磯海水浴場がありシーズンになると海水浴客でにぎわいます。
平磯海浜公園は、15台ほど停められる駐車場に、トイレ、足洗い場、ベンチが設置されている公園です。
公園の目の前には防波堤が立ちはだかっていますが、下の画像のような入り口があり、そこの階段を使用して海岸に降りることができます。
平磯海岸は、砂浜というよりは砂利でできている海岸で、貝や小石や漂着物がたくさんあります。
平磯海浜公園までのアクセス
電車の場合:ひたちなか海浜鉄道湊線「平磯駅」から徒歩14分ほど
クルマの場合:東水戸道路「ひたちなかIC」からクルマで約11分ほど
ビーチコーミングで用意するもの
ビーチコーミングで特殊な準備はいらないのですが、最低限必要なものをまとめました。
ビーチコーミングに適した時期
どの時期でも可能ですが、台風など高波で荒れているときは避けましょう。
時期はいつでも可能ですが、台風や強風で高波の時は危険ですので避けたほうがよいです。また、夏場は日差しが強いので熱中症にも気を付けながら遊んでください。
ビーチコーミングするときの注意点
・事前に干潮時刻を調べ、干潮の前後1時間の時間帯でビーチコーミングします。大潮の日であればなお良しです。
↓参考までに「那珂湊(大洗町磯浜町)」の潮見表はこちら
潮カレンダー
・平磯海岸はテトラポットが設置されている場所があります。子どもがテトラポットに入り込まないよう注意してください。足を滑らせて隙間に落ちてしまうとかなり危険です。
・岩場の多い場所、貝殻が多い浜辺では裸足やサンダルは危険です。必ず足を保護できる靴を履きましょう。子どもはマリンシューズか長靴であれば濡れても安心です。
・事前に天気予報で高波が出ていないか確認しましょう。
・悪天候で雷注意報が出ているときも避けたほうが良いです。
・夏は熱中症に気を付け、帽子などで日差しを避け、こまめな水分補給をしましょう。
ビーチコーミングのしかた
まずは海岸全体を見渡します。
ただの砂浜では漂着物は少ないですが、海岸のエリアによって漂着物や原型をとどめた貝殻が多く見つけられるので、そういったポイントを探すことが大切です。
あとはとにかく歩き回ります。
ポイントは、満潮時に波が来ていた「高潮線」付近を探すことです。ゴミも多いですが漂着物や貝殻、シーグラスも多く見つかります。
めぼしいポイントが見つかったら、あとはしゃがみこんでじっくり観察して探すのみです。
大洗・平磯で拾ったモノ
シーグラス
色は透明と水色、緑が見つかりました。波と砂に揉まれて曇りガラスのような風合いとなっています。赤やオレンジは希少価値があるそうなのでいつか見つけてみたいです。
タカラガイ(写真上)とツタノハガイ(写真下)
無数の穴が開いた石を発見。たぶんカモメガイの穿孔跡かと。
イワガニ(このあとリリースしました。)
イトマキヒトデ(もちろんこのあとリリースしました。)
なんか良い感じの流木も発見。
うちに帰ってディスプレイしてみる
↓100均のアクリルボックスに詰め込んでみました!
いつのまにか、流木もディスプレイされていました。
まとめ:大洗・平磯でのビーチコーミングを楽しもう!
今回の記事では、大洗・平磯でのビーチコーミングについて紹介しました。海岸に着いてしまえば簡単にビーチコーミングが楽しめます!興味をひく漂着物もたくさんあるので必ず何かは発見できます。きれいな貝やシーグラスを見つけると子どもも大人も大喜び。ぜひお金もかからず簡単にできる宝探しを、家族みんなで楽しんでください。※次に来る人たちも楽しめるよう採取マナーを守って楽しみましょう!
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今回、紹介した大洗・平磯でのビーチコーミングですが、ひたち海浜公園のネモフィラや、日本三大名瀑の一つ袋田の滝など、他にも見どころがたくさんあります。その際は楽天トラベルからホテルや旅館を利用してゆっくり観光するのもありです。
家族で楽しめる温泉や海の幸を提供するホテルも数多くあるので、ぜひ検索してみてください。
↓少し北にある河原子海岸でのビーチコーミングの記事はこちら。
↓また、大洗では潮干狩りも楽しむことができます。