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初心者でも簡単!ドライフラワーの作り方|吊るし&100均シリカゲルを比較しました

ドライフラワー 暮しの技術
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生花は時間がたつと朽ちてしまいますが、ドライフラワーにすることで長い期間、楽しむことができます。今回は吊るし(自然乾燥)で作る方法と、100均のシリカゲルを使用して作る方法の2通りを試してみました。その作り方と結果を比較して紹介いたします。

バラの花を用意!

バラの花束

今回は真っ赤なバラの花で試してみます。
花瓶で生けていたのですが、そろそろ花びらも痛み出しました。
ここらでドライフラワーにして、長期保存したいと思います。

↓まずは自然乾燥で作った場合を紹介します。

吊るし(自然乾燥)でドライフラワーを作る方法

今回は自然乾燥の中でも、超簡単なハンキング法で作ります。
手順は次の通りです。

用意するもの
  • 輪ゴム
  • 麻ひも
① 花瓶の水につかっていた茎を切り落とす。

花瓶の水につかっている部分は腐りやすいので切り落とします。その際、仕上がりのイメージとなる長さに茎を切りそろえましょう。

② 余分な花びらや葉っぱを取り除く。
ドライフラワー作り

変色したり痛んだりしている葉っぱや花びらは取り除いて整えましょう。また、紐を結わえるため下側の枝や葉っぱをカットしてバランスを整えます。

③ 輪ゴムで花束をまとめる。
ドライフラワー作り

茎の下のほうに輪ゴムを結わえます。

乾燥すると全体的に花束は縮みます。なので、紐で結わえてしまうと後でゆるくなり花束が落下してしまいます。必ず伸縮する輪ゴムで結わえるようにしましょう!

④ 逆さまにして吊る!
ハンキング式

麻ひもなどで結わえて逆さまにして吊るします!

吊るすときは以下のような場所で。

・直射日光が当たらない涼しい場所

・風通しが良い乾燥した場所。

ジメジメした場所だとカビが発生することも。キッチンや洗面所では湿気があるのでお勧めできません。必ず乾燥したところで吊るすようにしてください。

⑤ 2週間ほど乾燥させればできあがり!!
ドライフラワー作り

できあがりました! 真っ赤なバラを自然乾燥でドライフラワーにすると、トーンを落とした色合いになります。生花にはない独特のくすみ感が特徴的です。

ドライフラワー作り

古い雑貨と組み合わせてドライフラワーをディスプレイしてみました。
アンティークな雰囲気作りができるので、インテリアに取り入れるのにおすすめです。

100均シリカゲルでドライフラワーを作る方法

次に紹介するのは、シリカゲル(乾燥剤)を使った方法です。
こちらの方法だと花束はむずかしいので、バラの花1輪だけを試しました。

用意するもの
  • シリカゲル乾燥剤(150g×2パック)
  • 蓋つき容器(直径9cm、高さ10cm)
ドライフラワー作り

今回用意したシリカゲルは100均(セリア)で購入。
蓋つきの容器は、バラの花が1輪入るように直径9cm、高さ10cmのものを用意しました。
(この組み合わせがピッタリ容器に収まります!!)

シリカゲルはドライフラワー用のものを選びましょう。食品についてるシリカゲルは粒が大きいので花びらの隙間に入らず、粒の後が残ったりします。また、容器は必ず密閉できるものを選んでください。

↓100均ではないですが、ドライフラワー用のシリカゲルはネットでも購入できます。

 

① 花びらを整える。
ドライフラワー作り

茎は3cmほど残してカットします。
変色したり痛んだりしている花びらは取り除いて整えましょう。

② 容器にシリカゲルを少し入れる。
ドライフラワー作り

容器に3cmほど(茎の長さくらい)のシリカゲルを入れます。

③ 花を丁寧に入れる。
ドライフラワー作り

シリカゲルの上に花を置きます。
動かないよう茎を差し込むか、少し穴をあけて花を固定するようにします。

もし、数輪を一度に作りたい方は、大きめの容器を用意し、花と花の間隔が空くように配置してください。

④ シリカゲルを敷きつめる!
ドライフラワー作り

シリカゲルを少しずつ花に振りかけます。花が咲いていた時と同じように乾燥させたいので、花びらや葉の間にもシリカゲルを丁寧に入れるのがポイントです。

ドライフラワー作り

花びらや葉が見えなくなるまでシリカゲルを入れます。
入れ終わったら、しっかりと蓋をしましょう!!

⑤ 1週間ほど乾燥したらできあがり!!
ドライフラワー作り

1週間たったら蓋を開けます。セリアのシリカゲルは、湿気を吸収すると青色の粒がピンク色に変化します。

ドライフラワー作り

乾燥したらシリカゲルから花を取り出します。乾燥後の花は壊れやすくなっているので、やさしく丁寧に取り出してください。

セリアで販売していたシリカゲルは再利用できます。使わないフライパンなどに入れて弱~中火(120℃まで)で約5~10分、木べら等でかきませながら火を通します。粒がピンクから青色に戻れば再生完了です。タッパーやジッパー付きのビニル袋などに入れて保管してください。

ドライフラワー作り

真っ赤なバラをシリカゲルでドライフラワーにすると、紫がかった黒っぽい色になりました。生花のような立体感をキープして、鮮やかな色のまま仕上がるのがシリカゲルの特徴です。

自然乾燥とシリカゲルの比較

左がシリカゲル、右が自然乾燥です。

ドライフラワー作り

ドライフラワーといえど、乾燥方法を変えるだけで全く異なるテイストになることが分かりました。

自然乾燥(ハンキング式)の特徴
・生花にはない独特のくすみ感。
・トーンを落としたアンティークな雰囲気。
・花束として仕上げられる。

シリカゲルの特徴
・立体感がある形をキープ。
・鮮やかな色のまま仕上げられる。
・スモールサイズ向き。

ドライフラワー作り

花の美しさを長く楽しめるドライフラワーの作り方についてまとめてみました。皆さんも記念日などで用意した花束を、お好みの方法でドライフラワーにしてはどうでしょうか。インテリアに取り入れると、甘すぎない大人な空間が楽しめます。お金もかからず簡単にできるので、ぜひお試しください。

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