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家族で低山登山:宇都宮の秘境!男抱山ハイキング完全ガイド

男抱山の山頂 子どもと遊ぶ
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栃木県には、家族で楽しめる低山がたくさんあります。中でも、宇都宮市に位置する「男抱山(おただきやま)」は、手軽に登録して絶景を堪能できるスポットとして人気です。

この記事では、男抱山の魅力やアクセス方法、子どもも登れるかについて、詳しく紹介します。

男抱山ってどんな山?

男抱山の山頂

男抱山(おただきやま)は、栃木県宇都宮市にある標高338mの低山です。 「おただきやま」というちょっと変わった名前の由来は、ちょっと切ない悲恋物語から来ているという説や、山頂の岩が小さな弟岩を抱いているように見える(弟抱山)からという説もあるようです。

山頂からの眺めは絶景で、宇都宮市街や遠くの山々を一望できます。 気軽に登山を楽しめる低山でありながら、素晴らしい景色が望めることから、家族連れに人気の山です。

家族登山におすすめ!男抱山の魅力

男抱山の登山コースからの景色

男抱山の魅力は、なんといってもその絶景です。 山頂からは、宇都宮市街はもちろん、晴れた日には筑波山や高原山まで見渡せます。

また、登山道も比較的整備されており、小さなお子さんでも安心して登ることができます。 標高も高すぎず、コースも短いため、体力に自信がない方でも気軽に楽しめるのも魅力です。

初心者でも安心!男抱山登山コース

男抱山の登山コース
© OpenStreetMap contributors

所要時間:往復1時間10分
歩行距離:約1.9km
高低差:約174m

男抱山のおすすめ登山コースは、男抱山・女抱山縦走コースです。縦走といっても約1時間ほどで登山口まで戻ってくることができます。 標高差も少なく、コースも短いので、初心者でも無理なく登れるでしょう。

男抱山のポイント
  • 男抱山→女抱山縦走コース: 2つのピークを短時間で登れる、初心者向けコース。
  • 山頂の絶景: 360度のパノラマが広がる絶景スポット!お弁当を広げて休憩もおすすめ。
  • 岩場などバリエーションが豊富: 森林の山道だけでなく、岩場もあるので変化が楽しめます。

初心者・子どもが登る時の注意点

男抱山は標高も低く、コースも短いため、初心者や子どもでも比較的登りやすい山です。しかし、短いコースだからといって油断は禁物です。

以下の点に注意して、安全に登山を楽しみましょう。

岩場での滑落に注意
男抱山の登山コースにある岩場

男抱山、女抱山の山頂付近には、岩場があります。 濡れていると滑りやすいので、注意が必要です。 ロープが設置されていますが、あくまで補助的なものと考え、三点支持を意識して慎重に登りましょう。

kusanagi
kusanagi

コース内には上の写真のような岩場が何ヵ所かあります。お子さんが小さすぎるとちょっと心配かもしれません。子どもやご自身の技術力に応じて、登るかどうか判断してください。

道迷いに注意
男抱山の登山コースにある分岐点

男抱山は、樹林帯の中を通るコースです。 そのため、案内板やピンクリボンを見落とすと、道に迷ってしまう可能性があります。 常に案内板やピンクリボンを確認しながら、コースから外れないように注意しましょう。 YAMAPといった地図アプリを活用するのもおすすめです。

登山口へのアクセス方法

男抱山の登山口へのアクセス

男抱山の登山口は、宇都宮市の近郊にあり、非常にアクセスしやすいです。

公共交通機関の場合

  • JR宇都宮駅から「ろまんちっく村」行きのバスに乗り、「正面ゲート前」で下車します。
  • ろまんちっく村から登山口までは、徒歩で約15分ほどです。

クルマの場合

  • 東北自動車道 宇都宮ICから約5分
  • 駐車場: 登山口に駐車場があります。(週末は混雑が予想されます。)
登山口の駐車場
男抱山の駐車場

登山口にある駐車場は、墓地沿いに約10台ほど停めることが可能です。

kusanagi
kusanagi

こちらの駐車場は台数に限りがあるので、休日は朝9時くらいで満車になることも。少し早めに来るか、反対に空き始めるお昼12時くらいを狙うのもありです(ちなみに上の写真はお昼12時の状況です)。

Googleマップはこちら↓

トイレについて

男抱山の登山コースにトイレはありません。家族で山登りをする際は、事前に済ませておきましょう。

ちなみに駐車場の反対側にファミリーマートがあるので、買い物ついでにお借りするのもアリかと思います。

男抱山の登山口にあるコンビニ

男抱山の登山シーズン

男抱山の登山シーズン

おすすめシーズンは秋~冬~春の期間。
真夏も登れなくはないですが低山のため熱中症に気を付けてください。個人的には冬から新緑の季節、木の葉が少なく陽の光がさしこむ季節が好きです。また春先にはアカヤシオの花を楽しむこともできます。

しっかり準備!登山持ち物チェックリスト

男抱山に登る際は、以下のものを用意しましょう。

  • 服装:
    • 動きやすい服装: Tシャツ、長ズボンなど。
    • 防寒着: 天候によっては、フリースやジャケットなど。
    • レインコート: 天候が変わりやすいので、必ず持っていきましょう。
    • 帽子: 日差し対策。
  • 靴:
    • 登山靴: 足首を保護してくれるものがおすすめです。
    • スニーカー: 軽登山の場合は、スニーカーでも大丈夫です。
  • 持ち物:
    • ザック: 荷物を入れるために必要です。
    • 水: 多めに持っていきましょう。(1人1リットル以上)。
    • 食料: おにぎりやパンなど、手軽に食べられるものがおすすめです。
    • 地図: 登山道は整備されていますが、念のため持っておくと安心です。
    • タオル: 汗を拭くのに便利です。
    • ティッシュ: イザというとき用。トイレットペーパーも可。
    • 日焼け止め: 日焼け対策。
    • 虫よけスプレー: 虫対策。
    • 救急セット: 絆創膏や消毒液など。
  • その他:
    • カメラ: 景色を写真に撮りたい方はぜひ。
    • トレッキングポール: 膝への負担を軽減してくれます。(必要な方のみ)
kusanagi
kusanagi

コースも短いので、そこまで重装備でなくても大丈夫です。
また、水も一人につきペットボトル1本あれば足ります。ですが、季節により子どもが水を飲みたがるので、気持ち多めに持っていくと安心かもしれません。

👉 家族で山登りをするときの準備については以下の記事も参考にしてください。

男抱山のコース紹介

実際に2024年5月5日に登った時の様子を、ポイント含めて紹介します。

11:50 登山口スタート
駐車場にある登山口から山登りを開始します。
山登りのため、この土地を開放している地主さまに感謝です!!

男抱山の登山口

お墓の横にある山道を進んでいきます。

男抱山の登山口

はじめは森の中をゆっくりと歩いて行きます。

男抱山の登山コース

12:00 分岐点
登山口から10分ほど歩くと、分岐点の案内があります。向かって右「男抱山」方面に進みます。

男抱山の登山コースの分岐点

分岐を過ぎると、だんだん傾斜のある山道になっていきます。転ばないよう慌てずに進んでください。

男抱山の登山コース

今日古ベンチという休憩所で一息。

男抱山の登山コースにある今日古ベンチ

山頂に近づくと石祠が現れます。

男抱山の登山コースにある石祠

いよいよ岩場コースです!

男抱山の登山コースの岩場

岩の隙間を縫うように登っていきます。要所要所でロープがありますが、あくまで補助で利用しましょう。基本は三点支持で。

男抱山の登山コース

12:20 男抱山山頂
登山口から30分ほどで、男抱山の山頂に到着しました!

男抱山の山頂

新緑がまぶしい関東平野の絶景が眼下に広がります。

男抱山の山頂の景色

ひとしきり山頂を楽しんだ後は、女抱山に向かうため、登ってきた道とは反対側を下っていきます。

男抱山の登山コース

山道にはピンクリボンがあるので、迷わないよう目じるしにして進みます。

男抱山の登山コース

2つ目のピークを登っていくと…

女抱山の登山コース

12:40 女抱山山頂
男抱山から10分ほどで、2つ目のピーク、女抱山の山頂に到着しました!

女抱山の山頂

まあ、景色的には男抱山と変わりませんが(笑
気持ちのいい春山で、家族とのんびりと過ごすことができますよ。。

女抱山の山頂の景色

女抱山を下山するときも、岩場が多いので、滑らないよう注意しながら下ってください。

女抱山の登山コース

稜線沿いに大岩が続いていきます。

女抱山の登山コース

13:10 無事に下山
スタートしてから約1時間20分ほどで下山しました!!

男抱山の登山コース

まとめ:家族で手軽に男抱山を楽しもう!

男抱山は、家族で気軽に登山を楽しめるおすすめの山です。 絶景を眺めながら、家族の絆を深めることができるでしょう。 ぜひ一度、男抱山に登ってみてください。

男抱山からの帰り道には、「道の駅うつのみや ろまんちっく村」があります。 地元の特産品やお土産が買えるほか、レストランや温泉もあります。 登山で疲れた体を癒すのにぴったりです。

ほかにも家族におすすめスポット

  • 大谷資料館: 採掘場跡を見学できる神秘的なスポットです。
  • 宇都宮動物園: 動物たちと触れ合える人気のスポットです。
  • 餃子通り: 宇都宮名物の餃子を堪能できるスポットです。

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👉 栃木県のホテル・旅館一覧はこちら

ゆとりのある計画を立てて、栃木の観光名所を巡るのもアリです。安く泊まれる温泉宿もあるのでチェックしてみてください。

👉 次の記事では、栃木でおすすめの低山5選を紹介します!

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