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これで安心!子どもが初めて英検を受験するときの準備と、受験当日の流れについて

英検の準備と注意点 子どもと学ぶ
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子どもが英検5級を受験した時の体験を記事にしました。はじめての受験は子どもだけでなく親もドキドキします。いろいろと不安なこともありますが、前もって勝手が分かっていれば、多少は安心して受験することができます。ですので、この記事を通して必要な準備や、受験イメージの参考になればと思います。

英検の申し込み方法

英検の申し込み方法については、
以前に書いたこちらの記事をぜひ参考にしてください。

さらっとお伝えすると、英検は以下の方法で申し込むことができます。

①インターネット
②コンビニ

③特約書店

↓↓インターネットでの申し込みについて詳しくはこちら。
https://www.eiken.or.jp/eiken/apply/

試験前までにやっておくこと

英検の勉強

受験すると決めたら、あとは勉強するのみです。うちの子が初めて5級を受験したときは、英検公式サービスの「スタディギア」で学習しました。アプリを使うと子どもはゲーム感覚で進んで勉強するようになるので、取っ掛かりとしてはすごく便利です。それにスタディギアは無料ですし、非常にオススメです。最近は漢検や数検の勉強もできるスタギアも公開されています。スタディギアやスタギアについては以下の記事を参考にしてください。

またスタディギアとは違いますが、英検対策として駅前留学で有名な「NOVA」が作成した幼児~中学生対応の英語学習アプリがあります。キャラクター「NOVAうさぎ」と一緒に学習を進めるスタイルで、子どもが楽しみながら英検学習を進めることができます。このアプリ一つで、英検準2級までの単語をカバーしていますので、興味のある方は以下も参考にしてみてください。

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以降からは、うちの子が実践したスタディギアを使った英検5級の勉強法をまとめてみました。

①単熟語学習

いきなり過去問や文法とかをやると(サポートする親も)心が折れそうだったので、まずは単熟語学習からスタートしました。私が子どもの時と違って最近の小学生は英語の授業もあり、単語も600~700語くらい勉強するようです。でも試験向けに勉強をしていたわけではないので、子どもの英語力チェックをすると1割できるかどうかのレベルでした。それで最初の1か月は単熟語を集中して行いました。コツというほどのコツではないのですが、以下のポイントだけは徹底してサポートしました。
・毎日少しでもいいので、継続して勉強すること。
・単熟語は発音を聞いて、自分も声に出すこと

②文法やリーディング学習

単語や熟語が分かるようになったら、次に文法やリーディング学習に移ります。
単熟語を理解しているので、英文の意味もイメージしやすくなり、割と抵抗なく移行できるようになります。が、うちの場合、文法のルールが分からず苦戦していたので、はじめは親も一緒になって文法を学習をしました。そしてルールを覚えてきたら、あとは一人でひたすら、スタディギアを使って文法、リーディング問題を解きまくります。

③リスニング学習

リスニングは「①単熟語学習」のときに行った、スタディギアが発音する単語の聞き取りと、自分で「声に出して読む」学習の成果が問われてきます。そこでしっかりと基礎を鍛えていれば、リスニングにより問題を正確に理解し、選択肢から正しい答えを導けるようになります。
多少、正確に聞き取れなくてもキーワードさえ聞き逃さなければ、ここでは答えに近づけるので正解率があがります。

④過去問を解く

最後は過去問で仕上げです。
スタディギアを使って過去問を解くこともできますが、最終的には以下の英検公式サイトから、過去問とマークシートをダウンロードし、それをプリントして実際の受験と同じ流れで解きます。リスニングの音源もダウンロードできますので、リスニング試験も実際の受験と同じように練習できます。

↓↓英検公式サイト 試験内容・過去問はこちらから
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/

特に親としてサポートが必要なのは、マークシートの記入方法についてです。小学生はマークシートが分からない子がほとんどですので、必ず受験の前に塗り方を一緒に教えてあげてください。塗りつぶす場所や、キレイに塗りつぶすようサポートします。

そして本番をイメージし、試験時間を計って問題を解きます。時間が足りない、時間の配分が悪いなど弱点が見えてきたら、本番に向けて準備しておく必要があります。

受験の持ち物リスト

必ず持っていくもの
  • 本人確認票・一次受験票
  • (1,2,3級のみ)身分証明書
  • HBの黒鉛筆(シャーペンでもOK)
  • 消しゴム
  • 腕時計
必要に応じて持っていくもの
  • 上履き(各会場の案内でご確認)
  • 飲み物 ※教室内は飲食できません
  • 座布団やクッション
  • 防寒着
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • 待ち時間用の本など

受験当日のスケジュール

ヘルスチェックの実施

昨今のコロナ禍により、受験当日の来場前に各自でヘルスチェックを行うことが義務付けられています。一次受験票に記載されている二次元コード、もしくは専用サイトで体調を回答し、会場にてその結果を係員に表示する必要があります。必ず実施してから来場するようにしましょう。時間はかかりますが、会場でヘルスチェックを行うこともできます。

試験会場へ向かう

忘れ物が無いかチェックし、試験会場へ向かいます。
試験会場へは公共交通機関、もしくは徒歩のみとなります。クルマによる送迎、バイク、自転車の来場もNGですので前もって交通手段を検討しておきましょう。うちの場合は会場近くのコインパーキングを利用して、そこから徒歩で会場に行きました。

時間について正直に言うと、会場には入場時間ギリギリ、もしくは着席時間のちょっと前でも良かったと感じました。というのは着席から試験開始まで40分くらい説明など待ち時間があるようで、早く着きすぎると実際の試験までの時間が長く、子どもが飽きてしまいそうでした。前もって会場近くにいるのは大切ですが、ファミレスか喫茶店などで時間調整するのもアリかなと感じています。

試験会場に到着

試験会場についたら、子どもが受ける級の受付や案内を確認します。
4級、5級の場合、受付はありませんが、入場時間や受験教室が決められています。必ず係員の案内に従って入場してください。それに会場は他級の英検受験も兼ねている場合が多く、大勢の人たちで混雑しています。間違って他会場に入ってしまったり、迷子になってしまうと大変ですので、案内板や係員に聞きながら確認しましょう。

受験教室に入る前に、試験が終わった後の待ち合わせ場所を子どもと一緒に決めましょう。受験教室やその近辺で保護者が待機できる場所はありません。試験が終了した後に子どもと再会する場所を必ず決めておきます。

入室と受付

4級、5級の受付は不要
時間が来たら係員が案内を開始します。受付は無いのでそのまま受験教室に入室します。なお、うちの子が受験した時は、座る席は決められていなく、前から詰めて席を選ぶスタイルでした。

1級、2級、3級の受付
教室の入口か教室内で受付があります。「一次受験票」と「身分証明書」を提示し、受付を済ませてください。

親の同行について
解答用紙の「必要事項記入の代筆・補助」のために、試験開始の5分前まで保護者が同行できます。

試験開始前の準備

子どもが携帯電話を持っている場合、携帯の電源をOFFにするのを確認しましょう。電源が切れない携帯電話は親が持ち帰るようにします。親が同行できない場合は、試験官に預けることが可能ですので、前もって子どもに伝えておきましょう。

試験が始まる前にトイレも済ませておきましょう。試験中は原則として席を離れられないのですが、どうしてもトイレに行きい、または体調が悪くなった場合は手を挙げて試験官に知らせるよう、子どもに前もって伝えておきます。

机の上には必要なもの以外、置かないよう確認します。電源をOFFにした携帯、問題集や単語帳などは出しっぱなしにせず、カバンにしまっておきましょう。

受験者着席

着席の合図があったら、原則、解散まで席を立つことはできません。

試験官により一次受験票・本人確認票の提示を求められたらそれを提示します。

また、解答用紙が配布されたら、子どもと共に必要事項を記入するようにします。必要事項は親が記入してもOKです。当たりまえですが問題用紙を開くのはNGです。

保護者の退室

解答用紙の必要事項を記入・確認したら、親はそこで退室です。他の受験生もいますので私語はなるべく控えましょう。退室後は会場外で待つことになります。待ち合わせ場所を再確認し、あとは子どもに任せます。

試験開始~終了

試験官の話しが始まると、いよいよ子どもが受験開始です。

試験の前に、注意点や解答用紙の書き方の説明があります。また、リスニング放送の音量が聞き取れるのかの確認もあるようです。もし音が小さくて聞こえにくい時は手を挙げて試験官に伝えるよう前もって教えておきましょう。

試験が終了してもすぐには退室できません。試験官の確認が終わってから解散となります。

帰宅

受験後、子どもと待ち合わせ場所で再会します。
試験終了時間はあくまで目安で前後する場合があるため、終了時間より気持ち早めに到着しておくと安心です。
また子どもが無事に出てきたときは、他の級の受験が終わってない場合もあるため、大きな声で話をせず、静かに会場から帰宅しましょう。

どんな結果だったとしても、子どもの努力を誉めてあげてください。受験までの毎日の学習、そして当日は着席から終了まで1時間半、緊張を保って受験するのは子どもにとって大変なことだと思います。それを耐えただけでも大したことかと。

試験時の注意点

机の上に置くもの
受験票、鉛筆またはシャーペン、消しゴムのみです!
ふでばこはNG、飲み物を試験中に飲むことはできません。また、携帯電話や電子機器は(ウェアラブル端末も)NGです。試験中に音が出ると失格となる場合もあるので、かならず電源をOFFにしてカバンにしまっておきましょう。

問題冊子と解答用紙について
試験が開始するまで問題冊子を開いてはいけません。
解答用紙の必要事項に不備があると無効となってしまうことも。必ず記入内容を確認しましょう。必要なら保護者が同行しているときに確認すると安心です。
試験中は必ず解答用紙のマークシートに記入します。解答用紙以外に記入してもすべて無効です(問題冊子にメモすること自体はOKです)。
試験終了後、問題冊子は持ち帰ります。

試験中にやってはいけないこと
試験中に席を立つことはできません。もしトイレに行きたいとき、体調が悪い時は手をあげて試験官に知らせましょう。ただし、リスニングの準備期間とリスニング試験中に教室外に出た場合は、試験を再開することはできません。
問題についての質問は一切受け付けられません。
不正行為となるカンニング、試験中にしゃべることなどできません。
その他、周りに迷惑をかける行為はNGです。鉛筆転がし、大声で騒ぐなどの行為は場合により退室となります。

合格発表

インターネットで確認

合否結果について、速報版をインターネットで確認することができます。
英検が公式に運営している「英ナビ!」サイトへの会員登録と、英検ID、パスワードが必要です。公開時間になったら次のステップで合否結果を確認してください。

①「英ナビ!」サイトへ会員登録、またはログイン
↓↓「英ナビ!」サイトは以下となります。
https://www.ei-navi.jp/

②英検IDとパスワードを入力
インターネットで申し込んだ人はその際に使用した英検ID、パスワードを使用します。
コンビニや書店で申し込んだ場合、本人確認票に記載されている英検ID(数字11桁)とパスワード(英数字4~6桁)を入力しましょう。
※英検IDは英ナビ!ユーザーIDとは異なるので注意してください。

③合否結果を閲覧

合否通知で確認

インターネットの公開よりは遅いですが、少し経つと郵送で合否通知が送られてきます。
成績表の他に、合格していると正式な合格証書が英文・和文で各1通送付されます。

合否結果は保存しておこう

今回めでたく合格だったとしても、また反対に残念ながら不合格だったとしても、通知書は保管しておくと便利です。なぜなら成績表に記載されている「CSEスコア」を見ることで、子どもの英語力を数値で把握することができるからです。
CSEスコアは、どの級でも共通で使える数値なので、目標とする級までどの程度学習すればよいか明確になります。合格した子は次の級までの指標に、不合格だった子は次回再試験をするときの指標として、このスコアを活用できます。

個人成績表の大まかな内容は下記となります。

①一次試験受験結果詳細
今回の受験結果と、技能別の英検CSEスコア、英検バンドを表示しています。

②解答状況
各問題の正解番号と、正誤表を表示しています。

③技能別正答数
各技能別の正答数と正答率、そして今回の平均正答率との比較を表示しています。

④大問別正答数・出題のねらいと学習アドバイス
正答状況に合わせたアドバイスが表示されます。今度の学習に役立てられます。

まとめ

この記事では、子どもが英検を初めて受験した時の準備と、試験当日の流れをまとめてみました。結果的にこういった検定試験を受けることで、子どもの人生経験がアップしたかなと見ていて感じています。ぜひ皆さんもこの記事を通して、子どもの英検の参考にしていただければ幸いです。

 

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