「使い古したエアコンを処分したいけれど、処分費用が予想以上に高い……」
「少しでも安く新しいエアコンに買い替えたい!」
そうお悩みではありませんか?
エアコンを処分する場合、家電量販店や不用品回収業者に依頼すると、リサイクル料に加えて高額な「収集運搬費」が上乗せされます。取り外し工賃も含めると約1万円近い出費になるケースがほとんどです。

しかし、自分で手続きをして指定の場所へ持ち込めば、かかる費用はたったの550~2000円で済みます!
少しでも安く新しい家電と交換したい人は、家電量販店に頼まず、自分で処分することでコストを下げる方法が断然おすすめです。この記事では、私が実際にクルマでエアコンを運んで格安処分した体験をもとに、正しい手続きと持ち込みの手順を分かりやすく解説します!
要注意!エアコンを一般の処分場や金属買取に出すのは法的にNG?
なぜスクラップ業者や不用品回収への売却はダメなのか
エアコンを取り外した後、「金属クズとしてスクラップ業者に買い取ってもらえば得をするのでは?」と考える方がいるかもしれません。 しかし、一般の処分場や無許可の金属買取業者にエアコンを持ち込むことは、法的に認められていません。
エアコンには地球温暖化を招く「冷媒ガス」が含まれており、環境省の定めた正しい施設でしか処理ができない仕組みになっているからです。
正しく処分しないとどうなる?「家電リサイクル法」の基本
エアコンは「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」の対象家電です。 消費者は正しいリサイクル料金を支払い、国が指定したルートでメーカーに返却する義務があります。
もし無料だからと言って無許可の業者に渡してしまうと、ガスが空気中に不法放出されたり、不法投棄されたりするリスクがあります。環境を守るためにも、必ず正しい手順で処分しましょう。
まずは自分でエアコンを取り外そう!費用を浮かせる事前準備
処分を行うためには、まず部屋からエアコンを取り外す必要があります。 この取り外し作業も、業者に頼むと高い費用を取られますが、自分で行えば工具代だけで済みます。

私がエアコンを取り外した全手順(冷媒ガスを閉じ込めるポンプダウンの方法など)は、下記の記事で分かりやすいマニュアル形式で解説しています。まずはこの記事を参考にして、安全にエアコンを撤去してください。
【ステップ1】処分するエアコンの「メーカー名」を調べる
ここからは実際の処分マニュアルです。
注意点を確認しながら確実に進めてください。
- 室内機または室外機の側面にある製品シールを確認します。
- シールに記載されている製造メーカー名をメモします。


家電リサイクル料金はメーカーのグループによって金額が異なります。
正しいメーカー名を把握しないと、次の郵便局での手続きができません。まずは正式なメーカー名を控えておきましょう。
【ステップ2】郵便局へ行き「家電リサイクル券」を購入する
- メモしたメーカー名を持って、お近くの郵便局の窓口へ向かいます。
- 郵便局の窓口で「家電リサイクル券」を受け取ります。

- 郵便局に備え付けの「家電リサイクル料金一覧表」で、該当メーカーのコード番号を調べます。


料金表を見ると、今回処分する富士通ゼネラルのエアコンは
製造業者等名の略称:ゼネラル
製造業者等名コード:350
品目・料金区分コード:10
リサイクル料金990円(税込)
であることが分かります(2026年6月現在)
- リサイクル券の払込書に「リサイクル料金」「製造業者等名コード」「品目・料金区分コード」およびご自身の住所、氏名、電話番号を正確に記入します。


上の画像の赤枠の項目について、ボールペンで正確に記入してください。
また、今回のエアコンは「富士通ゼネラル」ですが、名前を書くときは「ゼネラル」という一覧表に記載がある名称で記入します。
- 記入が終わったら、郵便局の窓口またはATMでリサイクル料金の990円を支払います。
- 振込手数料が別途数百円程度かかります。
- 支払いが完了すると、窓口から「振替払込受付証明書」が返却されます。
- 証明書を家電リサイクル券の所定の位置に貼り付けます。

【ステップ3】クルマに積んで「指定引取場所」へ自分で持ち込む!
- 一般財団法人家電製品協会のウェブサイトを開きます。
- 自宅から最も近い「指定引取場所」の住所と営業時間を検索します。
詳しくはこちら→ 一般財団法人家電製品協会 指定引取場所検索

- 自家用車の荷室に、汚れても良いようにブルーシートや段ボールを敷きます。
- 室外機と室内機、付属のリモコンも一緒にクルマへ積み込みます。
- 郵便局で受け取った「家電リサイクル券」一式を忘れずに持参します。

【注意】
室外機は必ず「立てた状態」でクルマの荷室に積み込みます。横に倒して運搬すると、コンプレッサーのオイルが漏れて車内を汚したり故障の原因になります。
また、室外機は非常に重いため、腰を痛めないように注意して持ち上げます。
- 事前に調べた「指定引取場所」の受付へとクルマで向かいます。
- 現地の受付スタッフの指示に従って、指定の場所にクルマを停車します。
- 受付窓口へ家電リサイクル券を提出します。
- スタッフがエアコンのメーカー名とリサイクル券の内容を照合します。
- 照合が終わったら、指定された荷下ろし場へエアコンを自分で下ろします。
- 最後にリサイクル券の「控え」を受け取って終了です!


今回、現地での手続きと荷下ろしにかかった所要時間は約10分から15分程度でした。
場所によっては事前予約が必要なこともあるようなので、営業日時を調べ、事前に問い合わせをしてから持っていけばスムーズです。
【まとめ】自分で持ち込めば最安!家電リサイクルは思った以上に簡単
「郵便局で手続きをして、自分で運ぶ」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際にやってみると拍子抜けするほど簡単です。
業者や家電量販店に任せて12,000円を支払うところを、自分で動くだけでわずか990円にまでコストを削減できました。この1万円以上の差額は、新しいエアコンの上位モデルへのアップグレードや、他の生活費に回すことができるので、圧倒的にお得です。
最も注意すべきポイントは、「室外機を絶対に横倒しにせず、立てて運ぶこと」だけです。 ぜひこの記事を参考に、賢く安全に、そして最安値でエアコンのリサイクル処分に挑戦してみてくださいね!

