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【診断フロー付き】症状別にぴったりの「なめたネジ外しアイテム」を紹介します!

暮しの技術
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DIYをやっていると「ネジがなめた…」という事態に遭遇します。なめたネジを外すアイテムはたくさんあるのですが、どの道具を選んだらよいか分からなくなることも…。そんな方のために、この記事では症状に合わせ、どのネジ外し道具を選んだらよいかフローチャートを含めて紹介します。

※この記事はプラスドライバーで外すタイプのネジ向けです。

まずはアイテム診断

まずは以下のフローチャートから、ネジのタイプ、なめ具合に応じて、どのアイテムがよいか判断しましょう。

ネジ外し道具フローチャート

溝が残っているか? ネジの頭の形状は何か? で使用するアイテムが変わってきます。このフローチャートを実施して、①~⑤のアイテムから症状に合ったアイテムを探してください。

次の項では、症状の軽い順からそれぞれのアイテムを紹介していきます。

①ネジすべり止め液

こちらは軽度のなめ程度に対応したアイテムです。チューブに入っている黒色ペーストをネジ溝に塗り、ドライバーを差し込んで回すと、ペーストの粒子が喰いつき、ネジが回る仕組みです。

ネジすべり止め液
画像出典:楽天市場

②貫通ドライバー

貫通ドライバーをハンマーで叩くことで軸先がネジに食い込み、ネジが回りやすくなります。とくにアネックスで出している「ビスブレーカードライバー ワニドラ」は軸先の形状が「噛みつき構造」になっているので、中度のなめ程度なら簡単に回すことができます。

ビスブレーカードライバー ワニドラ
画像出典:楽天市場
kusanagi
kusanagi

ワニドラはサイズがいくつかあるので、購入の際は合ったサイズを選んでください。また、溝が全然ない場合や、サビがひどい場合は喰いつかないこともあります…。

③ネジザウルス

ネジザウルスはネジの頭が下地から出ている場合に使用できるアイテムです。通常のペンチやバイスと違って、くわえる部分に立て溝が彫ってあるので、ネジの頭をがっちりと掴んで回すことができます。皿ネジのように埋め込んであるネジだとネジ頭をくわえられないので難しいですが、丸ネジなどには効果を発揮します。

ネジザウルス
画像出典:楽天市場

④ネジとりインパクト

ネジとりインパクトは、溝がぜんぜん残っていなくてもネジを回すことが可能です。ビットをハンマーで叩き、刃先をネジに喰い込ませることでネジをゆるめます。溝がないなら彫ってしまえ、というタイプです(新たに溝を彫ると言ってもネジの再利用はできません…)。

ネジとりインパクト
画像出典:楽天市場

⑤なめたネジ外しビット

なめたネジ外しビットは、ネジ外しの最終兵器です。ネジザウルスもくわえられない、インパクトも喰い付かない、なめまくりなネジ向けです。なめてしまったネジ頭に細いドリルで穴をあけ、逆ネジのタップを喰い込ませてゆるめるタイプです。電動ドリル(または電動インパクト)が必要なのと、M2.5といった細いネジの場合は、ドリル刃を折らないよう真っすぐに穴を開けるので、慎重さが必要になります。

なめたネジ外しビット
画像出典:楽天市場

そもそもネジをなめないために

できればネジ頭の溝をなめない事が肝心です。ネジ穴が錆びてグサグサなら仕方がないのですが、ドライバーの使い方が正しくないため、なめてしまうことも多いようです。

なめないようネジを回すポイントは3つ!
①ドライバーをネジ穴の奥までしっかり入れる。
②ドライバーを垂直に差す。
③ドライバーを押し込むように力をかけてゆるめる。

ドライバーの使い方

この3点を守れば、大抵はネジ穴をなめずにゆるめることができます。なめたネジ外しアイテムの世話にならないように、気をつけながらネジをゆるめていきましょう!

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