アンティークショップでよく目にする、オールドパインの古材をふんだんに使用したドロワーチェストが欲しいけど、とても高価で手が出ません。それで今回は、アンティークな雰囲気(あくまで雰囲気)のチェストをDIYしてみました。小引き出しがたくさんあるチェストは、生活で必要な小物をジャンル分けして整理するのに非常に便利ですよ。
まずは収納部分となる木箱から。引き出しをDIYするとものすごい時間がかかりそうだったので、時間短縮のため既にできている木箱をネットで購入しました。
この木箱は杉でできていて、無塗装品。サイズは小物の整理にちょうどい幅195mm×奥行290mm×高さ120mmです。これを20個用意しました。
木箱が届いたらサイズを確認。チェストの枠部分となる板材のサイズを計算します。枠は4列5段組み。ポイントは木箱のサイズより縦横4mmほど大きめになるよう枠を設計すること。そうしないと、きつくて開けづらい引き出しになってしまいます。
次にホームセンターで、チェストの枠部分となる杉集成材(1820×18×920)を購入。そのまま計算したサイズにカットしてもらいました。
板材は軽くサンダーでケバ取りをしたら、あとはビスを打ち込んで枠を組んでいきます。その際は木箱を配置しながら、引き出しがきつかったり緩かったりしないよう調整しながら枠を組んでいきます。
ある程度組みあがったら、引き出しの開け閉めがスムーズできるかチェックします。そのために100均で購入したアンティーク風金具を仮で取り付けます。もし引き出しがきつい場合は、木箱をサンダーやノミで削って隙間を空けるようにします。
調整が完了したら掃除機で木くずを吸い取ります。そして金具をもう一度はずして、最後にオイルとニスで塗装します。今回使用したのはワトコオイル(ミディアムウォルナット)と、油性の艶消しニスです。
ニスが乾いたら金具を取り付けて完成です。かなり収納力のあるチェストができあがりました。
文房具や薬、母子手帳やカード類など、使用頻度が高いものを整理してしまうことができるのは強いです。引き出しがたくさんあると、どこにしまったか分からなくなると不安でしたが、いざ使い始めると慣れるもんですね。
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