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関東で化石を採取!吉田貝層(栃木)の場所と探し方まとめ。

オオツカカミオニシキ 子どもと遊ぶ
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子どもとドラえもんを見ていたらノビ太が裏山で化石を探していました。と、それを見ていてふと思ったのが「化石って採れるの?」。さっそくネットで検索したところ、けっこういろいろな場所で採取できるんですよね。この記事では栃木県にある吉田貝層という場所で化石採集をしたことを記事にします。その場所と探し方についてまとめましたのでどうぞご覧ください。

吉田貝層の場所と行き方

今回狙うのは、栃木県 那珂川町にある「吉田貝層」という場所。Googleマップで「那珂川 赤岩」と検索すると場所を特定することができます。ここは約1000万年前の海底の地層が露出しているらしく、貝やクジラやイルカなどの化石が採取されたこともあります。実体験としては貝の化石がメインですが、運が良ければサメの歯も見つかることもあるそうです。

ここの吉田貝層がある場所は、那珂川の西側に位置する川原です。国道294号線からのルートは、以下の画像の赤いライン通って入ります。川原に近づくにつれ、凸凹道となるので★の場所にクルマを停めます(手洗いとかはありませんので、採取前に済ませておきましょう。)。

吉田貝層までの道順
© OpenStreetMap contributors

クルマを停める場所

那珂川
吉田貝層の付近

国道294号線のアンダーにある上の画像の★マークについたら広場になっているのでそこにクルマを停めましょう。この先も車道はあるのですが、木々が生い茂っているのでクルマで進むのはお勧めしません。★マークから貝層までは徒歩で5分程度です。ゴールの貝層は下記の赤囲みの場所となります。

貝層までのルート
© OpenStreetMap contributors

この場所からさらに南へつづく砂利道を徒歩で進みます。車高のある4WDなら進んで行けそうですが、狭いし草木も生い茂っているので、徒歩で向かうのをおススメします。

砂利道
吉田貝層への道

5分くらい歩くと、左側に川原が見えてきます。そこから川原に下りていくと、ついに目的地となる「吉田貝層」に到着!

吉田貝層
吉田貝層

吉田貝層の化石採取で用意するもの

用意するもの
  • ハンマ―(先がツルハシになっているとなお良し)
  • タガネやバールなど、先のとがったもの
  • ビニール袋
  • 汚れても平気な靴(ぬかるんでいる場所あり)
  • 夏なら虫よけも必要

吉田貝層の化石採取に適した時期

いつでも可能ですが、豪雨や台風のあとは増水に注意!
化石の採取ですのでいつでも採取可能ですが、川原ですので、豪雨や台風のあとは増水し非常に危険です。雨の少ない時期を選ぶと良いと思います。那珂川は下流で雨が降っていなくても、上流で豪雨やダムの放水があると急激に増水することもありますのでご注意ください。また、夏は蚊やぶよがいるため虫よけは必須です。

化石の探し方

パッと見は、ただの川原のようですが、地面の白っぽいところを良く見ると、貝的なものが大量に堆積しているのが分かります。しかし、ほとんどの化石がぼろぼろに欠けているので、根気強く、状態の良さそうな化石を発掘します。

吉田貝層
吉田貝層

この場所は化石ハンターには有名な場所ですので、すでに先人たちの掘った後がたくさんあります。掘った後を利用して、地層を少しずつほじくり返して化石を探します。実際、地層自体はとても柔らかいので、簡単にハンマーやタガネで崩すことができ、子どもたちでも容易に発掘感を体験することができます!

吉田貝層
吉田貝層

吉田貝層の採取例

探すこと5分。はじめに兄ちゃんが貝を発見。
割れていますが、スベスベした貝の化石で調べたら「マツモリツキヒ」という絶滅した種類。

マツモリツキヒ
マツモリツキヒ

続いて妹も発見。こちらは「オオツカカミオニシキ」というホタテ貝の化石っぽい。
(専門家の方、間違ってたらごめんなさい…)

オオツカカミオニシキ
オオツカカミオニシキ

吉田貝層での注意点

天気に注意
先述の通り川原ですので、大雨やゲリラ豪雨など増水の危険があります。事前に天気予報を確認してから行動しましょう。

川に落ちないよう気を付けましょう
吉田貝層は川のコーナー部分のため場所によっては、かなり水深があります。お子さんと行くときは目を離さないようにし、川に落ちないよう注意してください。

ヘビに注意
付近にはヘビも生息しています。ヘビは臆病なので、人に気づくと逃げていきますが、間違ってばったり出会ってしまうと驚いて攻撃してきますので、やぶや茂みを歩くときは慎重に進みましょう。万が一、ヘビに遭遇しても、刺激しないようそっと見守っていれば向こうから逃げていきます。

まとめ:吉田貝層で化石採取を楽しもう!

難易度は初級!
アクセスのしやすさ、化石の見つかる率ともに非常に採取しやすい場所だと思います。ほぼ必ず貝の化石は見つかります(ただし、サメ歯の化石は根気強く探す必要があるかと…)。

吉田貝層
吉田貝層

夢中で化石を探す子どもたち! 今回は、だいたい1時間ほど探したところで小雨が降ってきたので終了。最終的にきれいな形の貝化石を3個ほど採集しました。

那珂川と子どもたち
吉田貝層付近

うちに帰ったらまず洗浄。貝の化石は脆く割れやすいのでブラシで優しく水洗いします。慎重に洗ったらそっとウエスで拭き、キャビネのうえに飾ってみました。1000万年前の太古の海で暮らしていた貝がわが家にやってきました。これはロマンですね。

オオツカカミオニシキ
吉田貝層で採れた化石

今回の記事では、栃木県 那珂川町にある「吉田貝層」で化石採集をした時のことを紹介にしました。今回チャレンジしてみて、意外と簡単に化石採集できることが分かりました。子どもも大人も夢中になる化石採取について、ぜひこの記事を参考に楽しんでみてください。

※観光地として整備されている場所ではないので、地域住民の方々へのご配慮をお願いいたします。また、次に来る人たちも楽しめるよう採取マナーを守って楽しみましょう!

今回、紹介した吉田貝層のある栃木県は、宇都宮の餃子や日光東照宮など見どころがたくさんあります。栃木に訪れる際に1泊して観光名所を巡るのもありです。栃木県のホテル・旅館を楽天トラベルから紹介します。

栃木県のホテル・旅館一覧はこちら

疲れが癒される温泉や山の幸を提供するホテルも数多くあるので、ぜひ検索してみてください。

おまけ:化石採取の写真をプリントするときは

今回のように、吉田貝層の化石採取や家族の写真は、そのままスマホに保存しておくのはもったいないです。子どもが自由研究の課題にするときは写真が必要なことも。しかし、カラープリンターは買うと高いし、紙代、インク代もかかる…、と考えてしまう場合は、「しまうま写真プリント」という人気アプリを使ってスマホで簡単にプリントできます。

「しまうま写真プリント」は格安の1枚7円から。100枚プリントしても700円で高画質の写真が印刷できます。当日発送で自宅で受け取れますが、近くに「カメラのキタムラ」があれば注文から最短1時間で受け取りも可能。気になる方は以下からお試しください。

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