普段は枯れているのですが、雨の後に現れる幻の滝があるときいて行ってきました! その滝の名前は「おしらじの滝」。ある条件が整えば幻想的な滝に出会うことができます。体験をもとに「おしらじの滝」を見るための条件、駐車場の場所や注意点についてまとめました。ぜひ参考にしてください
おしらじの滝情報
「おしらじの滝」は、栃木県矢板市の八方ヶ原にある滝です。「しらじ」とは壺のことで、滝が流れていないときでも澄んだブルーの滝壺は枯れることなく、山あいの奥深くに佇んでいるのでそのような名前がつきました。
↓この滝についての詳しい情報はこちら。
矢板市ホームページ
おしらじの滝の場所
アクセス
電車:JR東北本線(宇都宮線)矢板駅よりタクシーで約40分。
クルマ:東北道 矢板ICよりクルマで約40分。
駐車場
おしらじの滝の歩道入口に駐車場が設置されています。おしらじの滝で検索すると、滝そのものの座標に設定されてしまうので、下記の通り「おしらじの滝駐車場」でナビを設定してください。ここの駐車場はアスファルトで、10台ほど駐車できます。駐車場にトイレは無いので、近くにある山の駅たかはらを利用すると便利です。
おしらじの滝へのルート
おしらじの滝の出現条件
この滝は普段は水量が少ないため、ほとんど水が流れていません。ここで滝が見られるのは年間でもわずか十数日程度と非常に限定的です。そのため滝が見られる条件は以下となります。
・梅雨の合間の晴れた日
・長雨が続いた後の晴れた日
・台風、大雨の後の晴れた日 ※危険なのでおすすめはできませんが…
おすすめの時期と時間帯
季節は6~8月がおすすめです。梅雨で雨量も多いため滝の出現率が上がります。「梅雨の中休み」と呼ばれる晴れ間を狙うとベストです。行かないとは思いますが冬季は雪が積もるので危険です。(道路も冬季閉鎖となりますのでご注意を。)
時間帯は、ブルーの滝壺を狙うのであれば午前中の早い時間帯、エメラルドグリーンを狙うなら正午の明るい時間帯がおすすめです。太陽の日が差し込んできて滝壺のエメラルドグリーンが映えます。夕方の遅い時間は暗くなるので安全のため避けたほうが良いでしょう。
おしらじの滝の注意点
駐車場から滝までは下り道です。ぬかるみや水たまりなど滑りやすい箇所もあるので、サンダルやヒールのある靴は危険です。登山靴か長靴を準備していきましょう。
動きやすく、汚れても良い服装がベスト。ドライブデートの最中に立ち寄ったカップルに出会うことがたまにありますが、服が汚れてしまいちょっと辛そうでした。
雨上がりの滝狙いであれば、大人も子どもも靴が泥だらけになるのは覚悟したほうがいいです。替えの靴と泥だらけの靴を入れておくビニール袋を用意しておくと、クルマが汚れないので快適です。
高原山は熊の目撃情報が出ています。観光客が多ければ騒がしいので熊は近づいてきませんが、念のため熊よけの鈴を準備しておくと安心です。山の駅たかはらで熊よけ鈴のレンタルを利用するのも手です。
おしらじの滝付近はスマートフォン・携帯等の電波が圏外です。連絡が取れないのでご注意ください。
おしらじの滝には観ばく台があり、柵で滝壺には入れないようになっています。滝壺は立ち入り禁止となっていますので、柵の内側に絶対に入らないようにしましょう。
滝への入り口
「おしらじの滝駐車場」にクルマを停めたら、駐車場の東側にある入り口から遊歩道に入ります。下記画像のように案内看板がありますので、そこからスタートしましょう。
おしらじの滝
画像が無くて申し訳ないのですが、入り口からはずっと山道を下ります。遊歩道自体は分かりやすいので迷うことはありませんが、雨上がりであれば相当ぬかるんでいるので滑らないように注意して下ってください。歩いて10分ほどで滝壺に到着します。
深い森の中、ただただ静かに美しく流れるおしらじの滝…。駐車場から少し歩くだけでこんな幻想的な世界が見られるなんて驚きです。滝が流るのは年に十数日ほどしかないと言われていますが、それを見ることができたらラッキー。上の写真は正午ごろ撮影したものです。エメラルドグリーンの滝壺と、まるで、もものけ姫の森のように苔に覆われた岩や木々。子どもたちも息をのんでこの景色を眺めていました。
おまけ:「山の駅たかはら」のソフトクリームがおすすめ!
滝のすぐ近くに「山の駅たかはら」という施設があります。そこのソフトクリームが美味しいので、おしらじの滝に行く前後に休憩で立ち寄るのをおすすめします!
↓「山の駅たかはら」についての詳しい情報はこちら。
山の駅たかはら
↓「山の駅たかはら」の場所はこちら。
ここでは「おしらじソフト」という矢板産完熟リンゴを使用した水色のソフトクリームが人気があります。(下の写真、うちの子たちはバニラが好きなのでおしらじソフトではありません…)
値段は、バニラ、おしらじ(リンゴ味)、MIXどれもすべて500円です。
子どもってソフトクリーム好きですよね。青空の下のソフトクリームはうまし!
まとめ:おしらじの滝を楽しもう!
今回の記事では、雨の後に現れる幻の滝「おしらじの滝」を見るための条件、駐車場の場所や注意点についてまとめました。ぜひこの記事を参考に、雄大な那須塩原の大自然を楽しんでください。
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今回、紹介したおしらじの滝がある栃木県は、宇都宮の餃子や日光東照宮など、他にも見どころがたくさんあります。また「おしらじの滝」の近くには有名な塩原温泉もあります。おしらじの滝近辺のホテル・旅館を楽天トラベルから紹介します。
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