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【小学生向け】子どもの勉強の「苦手」な部分を見つけ、それを克服する方法!

勉強の苦手を克服 子どもと学ぶ
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職場の同僚と話していると、子どもの勉強が思うようではなく悩んでいる人が多くいることに気づきました。話を聞くと、小学校の高学年になり勉強について行けない部分があるとのこと。確かにウチの子も小学6年生の時に算数でつまづき本人も苦戦していたことがありました。小学5年の時にコロナ禍で授業がオンラインになり、よく理解できないまま放置していたようで…。

もし、子どもが勉強の「苦手」な部分をそのままにしておくと後々大きな障害となります。なぜなら中学校の授業は、小学校の勉強がベースとなっているため、小学生の「苦手」をそのままにすると、中学校ではさらに「苦手」が大きくなってしまうからです。そうならないためにも学習内容の易しい小学生のうちから苦手な科目を理解し克服するようサポートすることが大切です。この記事では、子どもの勉強の「苦手」な部分を早い段階で見抜き、親として対処をしてあげる方法についてまとめてみました。

結論:親が時間を作ってサポートするのが大切

子どもの勉強の「苦手」を見つけ克服するには、親が時間を作って、子どもの苦手部分の分析・対策を行うことが大切だと考えています。経済的にゆとりがあるのであれば、勉強の専門家である塾や家庭教師に依頼することもできますが、経済的にゆとりが無かったり、近くに塾がないなどの理由でなかなか難しいことも。

しかし、親も仕事で忙しいため時間を取り分けるのが難しい、と思う方もいるかもしれません。ですが、1週間のうち1時間だけでいいのでこの後の記事の方法を試してみてください。何より、忙しい中でも親が自分の勉強のために時間を取り分ける姿を見ることで、子どもも勉強についての意識が変わることがあります。

苦手な部分を見つける方法

子どもに聞く

当たり前すぎて拍子抜けするかもしれませんが、まずは本人に「勉強で分からないところある?」と聞いてみてください。問題解決のスタートは現状把握であり、そのためには当事者へのヒアリングが必須です。

もちろん、子どもなので的を得た答えがない場合もありますが、少なくとも本人がそのことに対して問題意識をもっているのか、それとも全然気にしていないのかを知ることができます。うちの場合はそのような質問をすることで、本人的には「しょうがない」とあきらめていた苦手な部分を「克服する必要がある」と感じるきっかけになったようです。

また、本人の認識と実際の問題点のズレを把握することもできます。例えば「算数が苦手だ」と子どもは思っていても、実際に苦手なのは算数ではなく、問題を読み解く力、つまり国語の読解力が苦手だというケースもあります。そのように本人の認識とのズレを後々埋めるためにも、まずは子どもが勉強のどこに苦手を感じているのかを聞いてあげてください。

テストの結果を分析する

分析のためテスト結果を子どもから入手しましょう。その際、点数が悪くても決して怒らないでください。ここで怒ってしまうと、今後テストを親に見せるのが苦痛になってしまいます。子どもが提出を渋る場合は「大丈夫、絶対に怒らない。どこまで出来ているか知りたいだけ。」と説明すると理解してもらえます。で、実際にひどい点数だったとしても、約束通り怒らずに、まずは出来ている箇所だけしっかりと褒めると、その後もテストを親に見せ易くなります。

テスト結果を入手したら苦手な部分を分析します。解けなかった問題がどれなのか、どうして解けなかったのか、まずは親が分析します。中学、高校ともなれば自分でテスト結果を見て分析できるのですが、まだ小学生でテストの見直しをする子はなかなかいません。小学校でできなかった箇所を再テストする場合もありますが、先生から教わってその時はできた気でいるので身についていないこともしばしば。子どもが苦手としている項目はどこなのか、親が理解をしておくことが大切です。

学校の先生に聞く

小学校の先生に聞いてみるのも方法の一つです。面談のタイミングなどを利用して、「うちの子の努力したほうが良い部分はどこですか?」と聞いてみると(先生にもよりますが)親切に、率直に教えてくれる場合がほどんどでした。また学校でなくても、塾や公文に行っている場合はそこの先生に聞くと、先生たちも生徒の成績を上げたいので、子どもの苦手な項目を真剣に教えてくれます。やはり先生たちは教育の専門家なので、子どもたちの苦手とする傾向をきちんと理解しています。ちなみに私が諸先生方に尋ねたときは、口をそろえて「早く終わらせたいのか、丁寧に文字を書かないためミスを引き起こしている。」とのこと。私は今でもそのタイプのため深く反省しました…。

苦手な部分を克服する方法

「なぜ間違えるのか」を深堀りする

前述の通り、苦手な項目が見えてきたら、今度はさらに「なぜ間違えるのか」を深堀りします。
例えば、小6算数が苦手だったとします。でも、だからといって小6算数ドリルをただやらせるのは非効率です。なぜなら、実は小3の算数が身についていないことが原因だったなら、小6の算数ドリルをやらせたところで苦手は克服できないから。

うちの子の場合がそれでした。算数の文章題が苦手なため、テストの結果から「なぜ間違えるのか」を分析したところ次のようなことが見えてきました。

算数ができない → なぜ?
→ 文章題が苦手だから → なぜ?
→ 速さの問題が苦手だから → なぜ?
→ 単位を揃えられない → なぜ?
→ 単位の変換が覚えていない!

結局、「文章題が苦手」をもっと深掘りすると、実は文章題が苦手ではなく「単位が苦手」だったことが判明しました。気を付けないとあやうくミスリードするところでした。このあとは小3の単位を集中的に学習し、「文章題が苦手」を克服することができました。それで結論ですが、算数の何が苦手なのか、真の原因を突き止めてから対策を講じるほうが効果的です。

子どもと一緒に分析する

できれば、ここの分析は子どもと一緒に考えてあげてください。間違えたのは親ではなく子どもです。これは自分の問題なんだと捉えてもらう必要があります。

問題解決のスタートは、その問題を主体的に解決しようとする姿勢と言われています。自分事として問題を捉えていないと、いつまでたっても自分から解決しようとはしないでしょう。それだと、将来さまざまな問題にぶつかった時に一人では解決できない人になってしまいます。逆に自分から解決しようと主体的に考えられる人になるなら、その人は自分で考えて勝手に成長するため、学習の速度はグンと早くなります。正直、小学の問題であればギリ教えられるのですが、中学の問題になると(私は)上手に教えられる自信がありません…。なので将来的にみても、自力で苦手を克服できるように、小学生のうちから教えておくと便利だと考えています。

また、間違えた原因を論理的に考えるため「思考の型」を覚える良い機会です。問題解決の思考は生まれ持ったものではなく、経験から身に着く「考え抜く癖」です。この癖が身につけられれば、問題が起きたときに自分で解決でき、(ちょっと飛躍しますが)目標ができたときも自分で実現することができる能力を持つことができます。

間違い別 原因と対策

先述では算数を例に挙げましたが、すべての教科にも同じことが言えます。間違える真の原因は何でしょうか。そこが事細かに分析できたのなら、あとはそれに対する効果的な対策を講じるのみです。以下は大枠の対策について記載してみました。

暗記していない

暗記型と呼ばれる国語、社会、理科がこれに該当します。国語の読解力は別として、小学校は漢字がテストの主流ですので、ほぼ暗記といえます。英単語も暗記に入りますね。これらの対策はただひたすら暗記するよりほかありません。漢字の書き取りや反復テストを行うといった方法をお勧めします。

解き方を理解していない

これは積み上げ型と呼ばれる算数、英文法に該当します。積み上げ型は、基礎となる解き方を使いながら新しい問題に取り組むため、基礎を理解できていないと新しい問題は解けなくなってしまいます。

そのため、理解していない項目を特定したら、必ずつまずいた所まで戻って復習するようにします。そしてきちんと理解が深まってから次の問題に取り掛かります。たとえ低学年の内容だったとしても戻って勉強しなおすことで基礎を積み上げることがとても重要です。

解き方を理解したら、問題演習を何回もこなしましょう。問題を何度も繰り返し解くことで、解き方を頭に定着させます。

このように算数や英語は、そのまま放置してしまうと、どんどん分からなくなってしまいます。そのままにすると分からないが「積み上げ」られてしまい、勉強のやる気が下がります。ですので、学習中にわからないところが発生したら、すぐに解決するようにしましょう。

理解していても間違えてしまう

俗に言う「ポカミス」です。
特に原因として多いのは、焦りと思い込みによるものが大半を占めています。

時間がない、不慣れな問題で焦ることで、単純な計算を間違えた、解答の文字を間違えてしまうことがあります。この場合は練習不足によることが多いので、少しづつ練習量を増やして焦らずに解答できるよう学力の底上げを図る必要があります。

また、問題文をきちんと読まず思い込んでしまい、正しい答えにはたどり着いたのに、答え方を間違ってしまったという場合もあります。これは焦りとも関連するのですが、問題文を最後まで読まず、途中を飛ばしてしまうことから発生します。問題文には必ず「答え方の条件」が書かれていますので、答え方の条件にアンダーラインを引いたり丸で囲ったりして必ず印をつけておくよう指導してください。また、目で追うだけでなく指先でなぞりながら問題文を読むことでポカミスをグッと減らすことができるでしょう。

子どもが自分で解けるようになるために

子どもの勉強の「苦手」な部分を見つけ、それを克服する方法についてまとめてみました。子どもが勉強の「苦手」な部分をそのままにしておくと後で学習に影響が出てきてしまいます。

「うちの子、苦手な勉強があるな…」と思ったら、ぜひ『苦手な部分を見つけ、それを克服する方法』を試してみてください。それを防ぐためには親の努力も必要かもしれませんが、うちのなかにサポートできる環境を用意することで、子どもたちも「苦手」を「得意」に切り替えることができるようになります。

しかし、小学校も高学年になるとだんだん勉強が難しくなるため、親として「子どもが進んで勉強してくれるといいな…」と思うことも。

実は、いままで勉強嫌いだった子どもが、自分から『今から勉強する!』と言い出す方法があるのをご存じですか。それは、自宅のタブレットなどで勉強できるオンライン教材を使った学習方法です。その中でも人気があるのはオンライン教材すららです。

オンライン教材すららは次のような理由で高評価です。

  • 利用者40万人。数多くの教育現場で利用されています。
  • ゲーム感覚で取り組めるので、やる気と学習習慣が身につきます。
  • 子どもの学力に合わせた学習で成績アップする人が多い。

勉強嫌いでも取り組みやすい、ゲーム感覚で取り組めるゲーミフィケーション学習を採用しているので子どもが自分から(楽しみながら)学習をスタート。そのためすらら継続率は89.1%と10人中約9人が学習習慣を身につけることに成功しています。
*2009年1月~2020年3月の期間ですららを3ヶ月以上継続している生徒の継続率

また、ひとり一人の学力に合わせて学習できる無学年方式のため、苦手なところをさかのぼって勉強するスタイル。分からずにそのままにした学習も、基礎から丁寧に学べるので苦手な教科を克服できます。そのため、勉強につまづいているお子さんはもちろん、学習障がいをもつお子さんにも、本人のペースで学習することが可能です。

「せめて中学生になるまでに学習の習慣を身につけて欲しい…」とお考えの方は、子どもが進んで勉強するオンライン教材すららを検討してみるのもありかと思います。すららは保護者のサポートも充実しているので、納得のいくお子さんの学習計画を立てることもできますよ。

詳しくはこちら⇒ オンライン教材すらら

まずは無料の資料請求もできるので、一度お調べになってから検討するのもありです。

 

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