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久慈川・玉川で瑪瑙(メノウ)採集!その場所と探し方まとめ

赤瑪瑙 子どもと遊ぶ
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お金をかけずに子どもたちと楽しいことはできないか。そんなことを考えていたら、以前、カミさんと車中泊の旅をしていた時、ある場所に宝石がとれる海岸があって、ワクワクしながら夢中で探しまくったことを、ふと思い出しました。「これは子どもたちもやったら絶対楽しいだろう、近場で宝石拾いができるような場所はないものだろうか」それでネットで検索したらありました! 茨城県久慈川と玉川で瑪瑙(メノウ)が採れるらしく実際に行って調査・採取をしてきました。 今回の記事では、その採取場所と探し方についてまとめてみました。

久慈川の瑪瑙採取できる場所

清流公園(山方淡水魚館のとなり)

茨城県常陸大宮市にある山方淡水魚館(閉業)のそばにある清流公園は、久慈川の川原にアクセスしやすい公園です。この場所は川原が広く駐車場もあるので初心者には始めやすい場所です。

公園のそばにはトイレもあるので安心。

駐車場の目の前には、福島県と茨城県を流れる1級河川、久慈川が流れています。川原も広いので石拾いにはもってこいです。

↓詳しい場所はこちらから↓

アクセス
電車の場合:
JR東日本 水郡線 山方宿駅下車 徒歩約5分
クルマの場合:
常磐自動車道那珂IC下車、クルマで約50分。

 

富岡橋近辺

久慈川の中でも瑪瑙が取れる場所として有名なのが茨城県常陸大宮市にある富岡橋近辺です。ただし、清流公園と違って、自然の川原のため駐車場はありません。また、トイレも無いので事前に済ませておきましょう。
↓詳しい場所はこちら↓

富岡橋より川原に降りる道が分かりにくいため、以下画像にルートを示します。赤線の道を通ると川原までクルマで入ることができます。

久慈川に下りる道
© OpenStreetMap contributors

久慈川の川原は広いのでノンビリと鉱石探しができます。休日でもほとんど人はいません。

久慈川の川原の様子
久慈川の川原の様子

アクセス
電車の場合:
JR東日本 水郡線 常陸大宮駅下車 徒歩約20分
クルマの場合:
常磐自動車道那珂IC下車、クルマで約20分。

 

玉川の瑪瑙採取ができる場所

久慈川の支流となる玉川は、先ほどの久慈川ポイントからクルマで10分ほどの距離にあります。久慈川と比べると用水路のような小さな川で、田んぼの中を静かに流れています。瑪瑙は以下のgoogleマップでピンが立っている付近で見つけることができます。

常陸大宮近辺の玉川では、小さな瑪瑙ならわりと簡単に見つけられます。川原におりやすいポイントを探してみてください(おりやすい場所は既に掘り返した跡が残っていますが、小さな瑪瑙なら簡単に見つかります。)。場所選びのポイントは川の流れがカーブになっている場所です。土砂が堆積しているので瑪瑙探しがラクです。

玉川の様子
玉川の様子

アクセス
電車の場合:
JR東日本 水郡線 常陸大宮駅下車 徒歩約25分
クルマの場合:
常磐自動車道那珂IC下車、クルマで約20分。

 

瑪瑙採取で用意するもの

用意するもの
  • スコップ
  • ハンマー
  • ざる(砂と鉱石をふるい分ける)
  • ランタン(日陰だと暗いので鉱石を見つけやすくする)
  • ビニール袋
  • タオル
  • 着替え(子どもたちが川で濡れたとき用)
  • 夏なら虫よけスプレー等

道具類をネットで揃えたい方はこちらから。

瑪瑙採取に適した時期

どの時期でも可能ですが、雨の多い季節は×。
川原ですので台風やゲリラ豪雨がある時はもちろん、梅雨時期など雨が多い時は増水しているので危険です。できるだけ天気が続いている季節を選ぶと良いと思います。あと蚊やブヨがいるので夏に行くときは虫よけは必須です。個人的には、川の水量が少ない冬が探しやすくておすすめです(寒いですが蚊にさされませんし…)。

瑪瑙の探し方

ターゲットとなる瑪瑙がどんなものか、スマホで確認する。
とにかく石がたくさん落ちているので(あたりまえなのですが…)採取の前に探したいものがどのようなものか「目に教える」ことが大切です。瑪瑙というのは石英の仲間ですが、その中でも透明感があり、かつ、縞模様のある石を指します。久慈川や玉川では特に赤メノウが良く見つかりますので写真を事前によく目に焼き付け、ぜひ見つけてください。

しゃがみこんで、ひとつひとつ丁寧に石を見る。
立ちながら下を向いて探しても、見分けが難しくターゲットとなる瑪瑙を見逃してしまいます。落ち着いてしゃがみこんでじっと観察し、ひとつひとつ石を見ることが大切です。

掘り返す!
玉川は鉱石ハンターに人気があり、そんなに川幅も広くないので、すでに川原の表面は採りつくされているといっても過言ではありません。それでも砂利を掘り返すとけっこう瑪瑙が出てきます。掘り返す作業は必須と思ってください。

川の中を探す!
前述の通り見えるところは採りつくされているため、最後に残るは川の中です。スコップやザルを使って川の流れの中にある石をすくって探すと大きめの瑪瑙が見つかることもあります。

久慈川・玉川での採取例

↓赤瑪瑙

赤瑪瑙
赤瑪瑙

↓これが私のお気に入り。まるでベーコンのような赤くてきれいな縞模様!

縞模様のある赤瑪瑙
縞模様のある赤瑪瑙

↓透明な瑪瑙

透明な瑪瑙
透明な瑪瑙

↓珪化木

珪化木
珪化木

久慈川・玉川で瑪瑙採取をするときの注意点

  • 台風やゲリラ豪雨などによる増水時には危険ですので採取は控えたほうが良いです。
  • 毒ヘビやハチなど生息している場合があります。草むらを歩くときなど充分注意してください。
  • 玉川は田んぼや畑が近くにあり、川の側道も農道となっています。地元の人の邪魔にならないよう配慮をお願いします。

うちに帰って拾ったメノウをディスプレイする

①洗浄
まずは洗面所で汚れを落とします。ブラシを使って水洗いするだけで充分です。

瑪瑙を洗う
瑪瑙を洗う

②乾燥
洗い終わったら乾燥させます。

瑪瑙を乾燥させる
瑪瑙を乾燥させる

③標本箱を作る
岩石標本のようにディスプレイしたらかっこいいかなと思い、100均で売っていた木製の収納ケースを用意。

木製の収納ケース
木製の収納ケース

これを雰囲気をよくするため、ワトコオイル(ミディアムウォルナット)を塗ります。

ワトコオイルを塗った木箱
ワトコオイルを塗った木箱

④飾る
これに採取した鉱石を並べ、アクリル板の蓋をしたら完成です。

岩石標本
岩石標本

昔の木が石化した「珪化木」(右下の黒っぽい石)やガラス片など、キレイな石や変わった石も拾ってきたので、一緒にディスプレイしてみました。

まとめ:久慈川・玉川の瑪瑙採取を楽しもう!

瑪瑙など採取した鉱石
瑪瑙など採取した鉱石

今回の記事では、久慈川・玉川のメノウ採取について紹介しました。難易度はポイントさえ見つかれば非常に易しいです。子どもたちと2時間ほど鉱石採取しましたが、少し掘り起こすだけで簡単に赤メノウが見つかりました。観光地ではないので駐車場はありませんが、山奥と違いアクセスしやすいのでクルマから降りてすぐにメノウ採取も可能です。 きれいなメノウを見つけると子どもも大人も大喜び。ぜひお金もかからず簡単にできる宝探しを、家族みんなで楽しんでください。

※観光地として整備されている場所ではないので、地域住民の方々へのご配慮をお願いいたします。また、次に来る人たちも楽しめるよう採取マナーを守って楽しみましょう!

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今回、紹介した久慈川・玉川のある茨城県ですが、ひたち海浜公園のネモフィラや、日本三大名瀑の一つ袋田の滝など、他にも見どころがたくさんあります。その際は楽天トラベルからホテルや旅館を利用してゆっくり観光するのもありです。

茨城県のホテル・旅館一覧はこちら

家族で楽しめる温泉や海・山の幸を提供するホテルも数多くあるので、ぜひ検索してみてください。

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