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誰でもできる節約術!家計の固定費9項目を見直す方法【具体例あり】

家計の固定費の節約術 節約&貯蓄
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家計の見直しは、誰もが一度は考えたことがあるテーマです。生活費がかさむ中で、どうすれば効果的に節約できるのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

無駄な支出を削減し、貯蓄を増やすためには、まず家計の全体像を把握し、固定費や変動費の見直しを行うことが重要です。

この記事では、家計うち固定費9項目に関する具体的な節約術を紹介します。定期的に支払う固定費を見直すことで、大きな節約効果を実感できるはずです。

今すぐ実践できる簡単な方法から、少し手間のかかるものまで幅広く紹介しますので、自分に合った節約術を見つけてください。

kusanagi
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私はこの記事の方法で月額7万円を節約し、その金額を貯蓄にまわすことで(NISAやiDeCoなどの投資で増えた分も含め)6年間で800万円の貯蓄に成功しました!

見直しの第一歩:固定費の削減

固定費は毎月決まって出て行く支出であり、大きな節約効果が期待できる部分です。

そして、固定費は一度見直すだけでずっとお得が続いていきます。場合によっては最初だけ手間がかかりますが、長い目で見れば、手軽に大きな金額を節約できるメリットがあります。

以下では、固定費の具体的な見直し方法を大きく9項目に分けて紹介します。

なお、食費やレジャー費など変動費を節約する方法は、こちらの記事からどうぞ↓↓

1. 住居費の見直し

住居費は家計の大きなウェイトを占めます。ここで費用を抑えられれば家計へのインパクトが大きいです。仮に5,000円安くなれば年間で6万円ほど節約になりますからね。次から実際の進め方を紹介します。

まずは家賃の交渉をしよう

賃貸契約の場合、更新のタイミングで大家さん・管理会社に交渉してみてください。

でも「家賃が高いから下げろ」というスタンスはNGです。

私も実際に経験がありますが、相手が受け入れやすいよう、交渉材料を前もって準備し、冷静にお願いするなら受け入れてもらえる可能性が高くなります。

家賃交渉のポイント

  • 今の賃貸に近い条件の、近隣の家賃相場をリサーチする。
  • 契約時より条件が悪くなった点(近所のコンビニやスーパーが無くなった、設備が古くなった、周りの騒音が多くなった、など)をリストアップする。
  • 実際に引っ越しても良い物件があれば、そこの不動産屋さんに事前見積もりを取る。
  • 家賃相場を踏まえて、自分の希望額(落としどころ)を決めておく。
  • 近隣の相場や、条件が悪くなった、引っ越しを検討中、といったカードを使って交渉する。
kusanagi
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他にも、更新費駐車場代をタダ、または下げてもらうといった落としどころもあります。引っ越さずに住居費の総額を抑えられるので、交渉の価値ありです。

収入に合った住居へ転居する

よく言われるのが、住居費は収入の3割以下が目安とのこと。地域によって相場があるので一概には言えませんが、仮に月収30万であれば、家賃は9万程度に抑えておくのが理想です。3割を超えているなら家計の負担になっていることが間違いないので、早急に見直しが必要です。

もし何となくの理由で選んだ住まいなら、他にも魅力的な家賃、立地、間取りの物件が出てきていないか、マメにチェックしておくのも必要です。今は、SUUMOなどの不動産情報サイトを利用し、エリアや希望家賃、間取り、駅からの距離を登録しておけば、物件が発生したら教えてくれるサービスもあるので、前もって登録しておきましょう。

地域によっては、賃貸ではなく家を建てるという選択肢もあります。今は住宅ローンの金利が低いので、土地が安い地域であれば、住宅ローンも賃貸と変わらない金額で返済できることもあります。いずれ持ち家にしたいなら、返済期間を長くできる若い時にスタートしたほうが有利です。

住宅ローンの借り換え

すでに持ち家で住宅ローンを組んでいる場合、返済額を減らす方法として住宅ローンの借り換えがあります。これは、新たな金融機関でお金を借りて、現状の金融機関に全額返済し、金利の安い住宅ローンに借り換える方法です。

借り換える際には追加で手数料が発生するので、金利の差が小さいとメリットが無いのですが、私の場合は、うまく交渉して月8,000円の減額に成功しました。年間で96,000円、10年で96万円の節約になるので、かなり効果が大きかったです。

借り換えのポイント

  • 必ず複数の金融機関に相談する。
  • 金利や諸費用の条件が良い金融機関に絞り込む。
  • 絞り込んだ金融機関の窓口で、具体的な説明や試算をしてもらう。
  • 現状で借りている金融機関にも「借り換えを検討している」と相談し、他の金融機関の試算結果を伝えて、もっと金利が安くならないか相談する。
  • 安いほうの金融機関で借り換えを実施する。
kusanagi
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必ず実施してほしいポイントは、他の金融機関が安かったからと言って、すぐに契約せず、必ず現状で借りている金融機関にも相談することです。現状の金融機関も顧客を逃したくないので、他よりも良い条件で、かつ安い手数料で金利の引き下げ交渉に応じてくれる場合もあります。実際に私はこの方法で返済額を減らすことに成功しました。

2. 通信費の見直し

スマホやインターネットを使用するときの通信費も、固定費の中で大きな割合を占めます。プランの見直しや格安SIMへの乗り換えで大幅に節約できます​。

スマホの料金プランを見直す

固定費の見直しでオススメなのは、スマホの料金プランです。

docomoやau、ソフトバンクといった大手キャリアでは、常に新しい料金プランを提供しています。ご自身や家族の料金プランで、もっと安いプランに切り替えられないか、マメにチェックしておくといいでしょう。

仮に、1台につき毎月5,000円かかっていたのが、1回の変更手続きで毎月3,000円になれば、年間24,000円の節約になります。4人分なら年間96,000円も減らすことができますよ。

また、見直す時は不要なオプションが組まれていないかも併せてチェックしてください。あまり使っていないサブスクやオプションなど、無駄だと思えるものがあれば思い切って無くすのも節約になります。もし、契約してから一度も見直していない場合は、ぜひ窓口で相談してみてください。

格安SIMへの乗り換え

最近の格安SIMは、月々数百円のプランを用意しているものも出てきました。もちろん使用できる容量が少なかったりしますが、ネットを使用するときに、自宅や職場などのWi-Fi環境を利用できるなら、低容量でもうまく生活できたりします。

そして、格安SIMは大手キャリアに比べて料金プランが豊富なため、利用状況に応じたプランを選ぶことができます。

例えば、大手キャリア20GBプランを利用していて、毎月5,000円を支払っているなら、楽天モバイルに乗り換えると、次のように節約になります。

  • 20GBプラン:月1,980円→年間で36,000円の節約
  • 3GBプラン:月980円→年間で48,000円の節約

もし、月に3GB程度しかデータを使ってないなら、楽天モバイルの3GBプランに乗り換えることで年間で48,000円の節約になり、5年間では24万円も節約になるので検討する価値があります。

詳しくはこちら:楽天モバイルならスマホの料金が超お得!

多くの格安SIMは通話プランも豊富にあります。大きく分けて、使った分だけ払う従量課金制のプランと、かけ放題プランの2パターンです。自分や家族の利用状況に合わせてお得なプランを選ぶことができます。

また、最新のスマホを購入する場合、大手キャリアでは分割払いで高額になることが多いですが、格安SIMを利用できる中古のSIMフリー端末を購入することで、さらに初期費用を節約できます。

kusanagi
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子どものスマホを用意する時、私は楽天モバイルの格安SIMを契約しました。子どもはWi-Fi環境のある自宅での使用が多いので、モバイル通信では月1GBも消費しません。また、通話についても通話料のかからないLINE通話を使用することで、毎月の支払いは1,000円ほど。なお、スマホ端末は私が使っていたiPhoneをおさがりで渡したのでタダでした。はじめてのスマホを子どもに持たせるには格安SIMがぴったりです!

インターネット回線の見直し

インターネット回線を乗り換えることで、大幅な節約ができることがあります。

例えば、A社のインターネットで月額4,500円を支払っている場合、B社が乗り換えキャンペーンを実施していて、初年度月額3,000円で利用できるなら年間18,000円の節約が可能です。また、初期費用が無料になるキャンペーンを利用すれば、さらに節約が期待できます​。

また、インターネット・スマホのセット割引を利用できる光回線を選ぶなら、個別に契約するよりも安く利用できることがあります。

例えば、ソフトバンク光は、ソフトバンクスマホのセットで、スマホ代が1台当たり最大月額1,100円 割引となります。

他にも、以下のようなセット割があります。ご自身のスマホにあった回線と組み合わせると、いくら安くなるのか調べてみてください。

ソフトバンク光+ソフトバンクスマホのセット割

ドコモ光+ドコモスマホのセット割

auひかり+auスマホのセット割

@nifty光+auスマホのセット割

@T COM(アットティーコム)ヒカリ+auスマホのセット割

キャッシュバックキャンペーン工事費無料キャンペーンを実施しているタイミングを利用して、お得にインターネット回線を契約することで節約をすることができます。

無料Wi-Fiスポットの活用

スマホを利用していて、毎月ギガ不足になってしまうことも。ギガの追加購入や、自動でプラン移行し料金が増えてしまう場合は、できる限り無料Wi-Fiスポットを活用してみましょう。

平日は、勤務先にあるWi-Fi環境を利用したり(もちろん会社がOKならですが)、カフェやコンビニ、公共施設、大手通信会社の近くで無料Wi-Fiスポットがあれば、それを活用するようにしましょう。

自宅に居るときは、もちろん自宅のインターネットやWi-Fi環境を利用すれば、モバイルでの通信料はかからなくなります。

自分のインターネット利用状況を把握し、無料Wi-Fiスポットを積極的に利用することで、通信料を必要最小限に抑えることができます。

kusanagi
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外出先で、大容量のデータ通信が必要な場合は、ポケットWi-Fiを契約する方がお得なケースもあります。月々数千円でパケ放題プランのあるポケットWi-Fiなら、自宅はもちろん、外出時に家族全員で利用すれば、結果的にお得になることも!

3. 保険料の見直し

生命保険や医療保険、火災保険などの保険料も見直しの対象です。保障内容を確認し、必要以上の保険に加入していないかチェックしましょう​ 。

生命保険の見直し

生命保険を見直しのには、必要保障額について再確認するのが鉄則です。もし、保険屋さんに言われるままに契約していると、過剰な保障となってしまっている場合もあるようです。

生命保険は、万が一死亡した時に、残された家族が生活していくための保障です。でも実際には、残された家族には遺族年金が支払われますし、もし、住宅ローンを組んでいて団体信用生命保険(団信)に加入していれば、死亡した場合にローン返済もチャラになります。そうなると実際に必要な保障額は、契約した保障額より少なくても良い場合があります。そのように本当に必要な保障額が分かると、無駄な保険料の支払いを無くすことが可能になります。

また、生命保険について種類の見直しも効果的です。例えば、終身保険は一生続く保険ですが、子どもが成長し、自分も高齢になれば、万が一の保障は不要かもしれません。それで満60歳までなど、期間が決まっている定期保険に変更することで、月額保険料が大幅に減ることがあります。仮に月額1万5,000円の終身保険を、月額5,000円の定期保険に切り替えるなら、年間で12万円の節約が可能です。

なお、他にも複数の保険会社から見積もりを取り、最もコスパの良い保険を選んだり、特約(オプション)を見直すなど、必要最低限の特約に絞ることで保険料を抑えることも可能です。これらのポイントを実践することで、生命保険を見直し、家計の節約に繋げることができます。自分のライフプランに合わせて適切な保険を選ぶことが大切です。

生命保険の保障額は、夫婦でもらえる年金を計算したり、子どもが高校や大学でかかる授業料など、家庭ごとの家計や状況によって大きく変わります。事細かに調査するとなると、素人では把握するのが難しい場合も…。そのような時は、お金の専門家であるFPに相談するのが一番確実です。私も実際に相談をしましたが、自分の状況にあった最小限の生命保険を提案してもらえました。一度相談してみるのもありかと思います。

無料相談はこちら:ほけんのトータルプロフェッショナル

医療保険の見直し

医療保険についても、まずは保障内容の見直しが大切です。

日本の場合、基本的に医療費の自己負担は3割だけ、つまり7割は健康保険で支払ってもらえます。また高額療養費制度もあるので、大きな病気にかかってもある程度は国が負担してくれます。それに収入面でも、会社員であれば休業補償や傷病手当があるので、まったく0になることはありません。

このように国が負担してくれる分を踏まえると、加入している医療保険について過剰な保障となっていないか確認し、本当に必要な保障額に見直すのは大切です。例えば、万が一の入院時に使える貯蓄があるのなら、入院日額1万円の保障を5,000円に変更することで、月々の保険料を削減することができます。

また、最近は医療技術の進歩にともな入院日数が短くなってきています。どんなに長くても2週間ほどで退院することが多くなってきました。それで、入院120日型などの長期プランを選んでいる場合、必要以上の保険料を支払っている可能性があります。このような時は、支払日数の限度を短くすることで、月々の保険料を抑えることも可能です。

掛け捨て型への切り替え

生命保険も医療保険も、民間の保険には掛け捨て型貯蓄型の2種類あります。

2つを比較すると、保障が同じ場合、掛け捨て型のほうが保険料が安く済みます。

貯蓄型と違って将来的な返戻金はありませんが、その分、余ったお金を他の貯蓄や投資に回すことができ、資産運用の自由度が高まります。近年は新NISAなど投資貯蓄の機会が増えたので、そっちで運用するほうが返戻金よりも利回りが良かったりします。

また、掛け捨て型保険は、保障内容がシンプルでわかりやすく、無駄な特約や複雑な仕組みが少ないため、自分に合った保険を選びやすいです。これにより、無駄な保険料を支払うリスクが低くなります。

掛け捨て型の保険を選ぶことで、節約になる場合もあるので検討してみてください。

火災保険の見直し

火災保険の更新通知が届いたら、火災保険を見直すチャンスです。見直すポイントは過剰な補償がないかということ。火災保険では火災だけではなく、落雷や水災などの自然災害も補償されるケースがあります。しかし、水災が起こりえない地域なら、その補償をなくすなど必要最低限の補償に絞り込むことで、保険料を削減することができます。

また、家財補償特約を付けている場合、これを削除することで年間保険料が大幅に減額されることが多いです。家財補償や特約(オプション)なども必要なのか見直しをしましょう。

長期契約の方が割引が適用される場合があります。保険期間を見直して長期契約を選ぶことで、保険料を抑えられます。例えば、1年契約の保険料が2万5千円なら、5年間で125,000円の支払いになります。ですが、5年契約の場合に110,000円となるなら5年間で15,000円の節約が可能です。

また、結局どの保険でもそうですが、必ず複数の保険会社から見積もりを取り、最もコスパの良いプランを選ぶことで、保険料を節約できます。

詳しくはこちら:火災保険一括見積もり依頼サイト

これらのポイントを実践することで、火災保険を見直し、家計の節約に繋げることができます。

年払いや一括払いの利用

多くの保険会社では、年払いや一括払いを選択すると、月払いや半年払いよりも割引が適用されます。この割引により、保険料全体を節約することができます(生活が苦しくて、一括でお金を用意するのが大変、というデメリットも正直ありますが…)。

また、月払いでは毎月の支払いを忘れないように注意する必要がありますが、年払いにすることで、年に一度の支払いで済みます。これにより、支払い忘れによる延滞料や再契約手数料を避けることができ、余計な支出を抑えられます。

4. 光熱費の節約

電気代やガス代などの光熱費は、日々の工夫で削減可能です。エネルギー効率の高い家電製品の導入や、使用時間の管理が有効です​。次のポイントを参考にしてください。

省エネ家電に切り替える

省エネ家電は、従来の家電製品に比べて電力消費が少なく、電気料金を大幅に削減することができます。もちろん、切り替えるとなると購入費がかかってしまうので、壊れたり、古くなってきたタイミングで買い替えを検討してみてください。

省エネ家電の電気料金の違い
冷蔵庫:10年前と比較して、1台当たり年間4,557円~6,107円お得
エアコン:10年前と比較して、1台当たり年間4,123円お得
照明(LEDに切り替え):10年前と比較して、1個当たり年間2,883円お得
出典:環境省 デコ活くらしの中のエコろがけ

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LED照明は10個替えたら年間で約3万円ほどお得です! しかも白熱電球より長寿命なので、かなりの節約になりますね。エアコンや冷蔵庫も、上記よりお得な省エネ機器もあるので、買い替えたほうが長期的に見て節約になることもありますよ。

エアコンの使用方法の見直し

家庭の電化製品の中で、電気料金が一番かかるのがエアコンです。ですので、エアコンの使い方を見直すことで電気料金の節約につながります。

エアコンの電気料金を節約するポイント

  • 室外機の回りにはモノを置かず、吹き出し口をふさがないようにする。
  • 室外機は日陰に設置するか、日除けで直射日光を防ぐ
  • 2週間に1度、室内機のフィルターを定期的に掃除する。
  • 風量を自動設定にする。
  • 電源はこまめにON・OFFをせず、できればつけっぱなしにする
  • エアコンだけでなく、扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させる。
    出典:DAIKIN エアコンの電気代を節約する方法
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上記以外にも、エアコンの配管の断熱材がボロボロに劣化し、冷媒用銅管が露出してしまうと、熱交換の効率が落ちて電気料金が増えることがあります。その時は断熱材を巻きなおして補修する必要があります。また、エアコン内部がカビで汚れている場合も、熱交換の効率が落ちるので電気代が増えてしまいます。エアコン内部の掃除も検討してみてください。

電気・ガスの料金プランの見直し

現在の契約プランを再評価し、より適したプランに変更することで、基本料金や使用量に応じた料金を削減することができます。

電気料金は、大きく基本料金と電力量料金の2つから成り立っています。その中でも、基本料金(契約アンペア数)を見直すのが効果的です。例えば、実際の使用電流が最大25Aなのに、50A契約になっているなら基本料金が無駄に高いと言えます。その場合は30A契約に変更することで、基本料金を安くすることができます。

ガスも同様ですが、契約している電力会社やガス会社に、安くなるプランがないか相談してみるのが大切です。

また、思い切って電力会社やガス会社を乗り換えるのも方法のひとつです。比較サイトなどを調査し、オンラインだけで簡単に手続きもできるのでおススメです。過去の検針票を用意して、自分に合った電力会社やガス会社を調べてみてください。

電気料金の比較サイト:【電気チョイス】

プロパンガスの比較サイト①:【enepi】

プロパンガスの比較サイト②:【ガス屋の窓口】

5. 水道料金

水道料金の節約は家計にとって重要なポイントです。無駄な水の使用を減らすことで、環境にも優しく、毎月の支出を抑えることができます。

お風呂の使い方を見直す

家庭で使われる水で、1番多いのがお風呂です。まずはお風呂での水の使い方を見直します。

特に無駄にしがちなのが、シャワーを流しっぱなしにすること。シャワーを1分間、流しっぱなしにした時の水の使用量は約12Lです。もしシャワーを15分間も流しっぱなしにしたら浴槽1杯分と同じ水量を消費していることになります。かなりの水量になりますよね。特に子どもはシャワーを流しっぱなしにしがちなので、まずは湯船につかり、必要な時だけシャワーを使うよう教えてあげましょう。

また、節水シャワーヘッドを使用することで、水の使用量を減らし、節約につなげることができます。例えば、節水シャワーヘッドに変えることで、通常よりも4リットル節水できるものもあります。それならば、1日10分のシャワー使用とすると年間で約14,600リットルの水を節約できます。

なお、お風呂の残り湯を洗濯に再利用することで、水道代を節約することができます。洗濯機が残り湯を使用できる機種であれば積極的に利用しましょう。その他、床の掃除植木の水やり洗車など、さまざまな場面で残り湯を活用するなら節水になりますよ。

トイレを節水タイプにする

家の中で、2番目に水を使うのがトイレです。

最近は節水型のトイレが販売されてきました。従来は1回の流す水量18Lだったのに対し、近年のトイレは水量6Lで流す節水タイプが販売されました。これは年間約20,000円かかっていた水道料金が、年間約8,000円と約12,000円の節約になる計算です。10年で12万円ですから、かなりお得ですね。

もちろん、トイレを入れ替えるとなると購入費や工事費がかかってしまうので、壊れたり、古くなってきたタイミングで買い替えを検討してみてください。

洗濯機の使い方を見直す

家の中で3番目に水を使うのが洗濯機です。

先述の通り、お風呂の残り湯を洗濯に再利用することで、新たに水を使用する量を減らせます。

また、洗濯物をまとめて洗うのも節水のコツです。少量の洗濯物を頻繁に洗うのではなく、洗濯物をまとめて一度に洗うことで、使用する水の量を効率的に抑えられます。もちろん、まとめて洗うことで電気代もお得になります。反対に洗濯物の入れ過ぎにも注意しましょう。洗濯機に負担がかかり、今度は電気代が増えてしまう結果になります。必ず適切な量で洗濯を行いましょう。

最後に、新しい洗濯機を購入する際には、節水性能が高い製品を選ぶことで水道料金を減らすことができます。このように、小さな工夫が積み重なることで、年間の水道料金に大きな差を生むことができるため、ぜひ取り入れてみてください。

大雨の日にベランダの掃除をする

大雨の日には大量の雨水が降るため、この自然の水を利用することで、水道水の使用量を大幅に減らすことができます。通常、ベランダの掃除には大量の水が必要ですが、雨水を利用することで、その水量を補うことが可能です。

おすすめは夏の時期です。真夏に夕立や大雨が降ったら、濡れてもよい服装でベランダの掃除を始めます。雨水が汚れを流し落としてくれますし、バケツやホースで水を使う必要がないため、意外と簡単に掃除が済んじゃいます。しかし、この方法は寒い時期だと風邪をひくので控えましょう。

大雨の日にベランダの掃除を行うことは、節水と環境保護の観点から非常に効果的な方法です。自然の力を利用することで、家計の節約にもつながります。ぜひ、次の雨の日にはこの方法を試してみてください。

kusanagi
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私は真夏、激しい夕立になると、海パンと水中眼鏡をしてベランダのデッキを掃除します。横殴りの雨の時は、窓やサッシを掃除するチャンス! ちょっとご近所の目が気になりますが、めちゃくちゃキレイになりますよ。しかし、汚れている雨水が流れ込むこともあるので、あくまで参考程度に。

6. クルマの維持費を見直す

クルマを所有している人は、維持費も定期的にかかります。ガソリン代や自動車保険など、いろいろな費用がかかっていますので、一つひとつ見直して固定費を節約しましょう。

ガソリン代を抑える

ガソリン代を抑える方法としては、なるべく近隣で(または通勤ルート上で)一番安値のガソリンスタンドで給油するのがオーソドックスな方法です。

セルフサービスのガソリンスタンドを利用したり、ガソリンスタンドで提携しているクレジットカード払いでポイントを貯めるといった方法もありますが、最近は電力料金プランと一緒にお得になるサービスもあります。

例えば、出光興産株式会社が始めた「idemitsuでんき」に切り替えると、電気料金がお得になるだけでなく、1ヶ月に100Lまでガソリン代が2円/L割引になったり、電気自動車の電気代が毎月200円割引されたりと、継続的にお得なサービスとなっています。

他にも、地道な方法ですが燃費を向上させることで、ガソリン代を節約することができます。例えば、タイヤの空気圧を適正に保つことで、転がり抵抗が減り、燃費が向上します。また、無駄なアイドリングを減らすのも大切です。長時間エンジンをかけっぱなしにせず、アイドリングを抑えるなら無駄にガソリンを消費せずに済みます。

メンテナンスを見直す

そして、メンテナンスも重要です。オイル交換を怠るとエンジンが故障し、修理に数万円から十数万円かかることがあります。定期的なオイル交換により、これを未然に防ぐことができます。また、タイヤのローテーションを行うことで、タイヤの交換頻度が減り、年間で数千円の節約が期待できます。

また、簡単な整備を自分で行うことで整備費を抑えることもできます。ワイパーゴムや電球の交換、ウォッシャー液の補充なら、取扱説明書やインターネットを見ながら自分で作業できるかもしれません。クルマいじりが好きな人なら、スタッドレスタイヤの交換や、エアフィルターや点火プラグの交換も自分で整備するなら、工賃を節約することができます。

kusanagi
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自動車整備は、事業として行うのでなければ整備士の資格はいりません。昔と違ってインターネットで整備情報が調べられるので、DIYで自分のクルマを整備する人も増えてきました。だからといって違法改造はNGですし、万が一、その整備が原因で重大な事故が起きてしまった場合は自己責任になるので十分注意して作業しましょう。

車検の費用を抑える

車検は定期的に行わなければならない法的な手続きですが、その費用は決して安くありません。ここでは車検の費用を抑えるポイントを紹介していきます。

車検費用は大きく「法定費用」「車検基本料金」の2つに分かれます。法定費用は、重量税や自賠責保険といった、必ず発生する固定費用のことです。一方、車検基本料金は、ディーラーや車検専門店などに支払う整備費や代行手数料のことです。ですので、車検費用を抑えるためには、この車検基本料金をいかに抑えるかが重要です。

この車検基本料金は、お店によって金額が異なるので、必ず複数のお店で見積もりを取るようにしましょう。もちろん、ただ安ければ良いというわけではないので、口コミの評価や実績数なども確認し、信頼できる業者に頼むのも大切です。

また、車検に求められる整備項目を理解するのも大切です。でないと、業者に言われるまま、不要な整備代まで請求されてしまうこともあります。車検に必要な最低限の整備項目を理解し、見積もりの段階で、必要な整備だけを依頼することで、費用を抑えることができます。

また、車検に必要な整備項目のうち自分でできるものは自分で整備するという手もあります。こうすることで、整備工場に依頼する際の費用を削減できます。

究極的には、ユーザー車検が一番費用を抑えられます。ユーザー車検とは、自分で陸運局に車を持ち込んで車検を受ける方法です。これにより、支払いは法定費用のみとなり、ディーラーや業者に依頼する手数料をすべて削減できます。

kusanagi
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もちろん、車検で大切なのは費用ではありません。大切なのはクルマが安全に乗れるよう点検することです。人の命にかかわることですので、安全第一を忘れずに、かつ、車検費用をうまく削減していきましょう。

自動車保険の見直し

ここで言う自動車保険は「任意保険」を指しています。「自賠責保険(強制保険)」は車検時に支払う保険で、どこで契約しても同じ金額なので見直す余地がありません。しかし任意保険は、保険会社や補償内容で金額が変わるので見直すことが大切です。

自動車保険の見直しポイントは、複数の保険会社の見積もりを取り、最もコスパの良い保険に切り替えるということ。同じ条件の補償内容でも、保険会社によって金額が異なります。

そして自動車保険には、代理店を通して加入する代理店タイプではなく、オンラインや電話で保険会社と直接契約するダイレクトタイプがあります。代理店の中抜きが無い分、ダイレクトタイプであれば年間で数万円ほど安くなるケースもあります。

年齢運転する人の制限免許証の色自動車の距離数使用用途などに応じて、保険会社によって割引がある場合もあるので、それぞれの特徴を比較し、見直しを行うことで節約が可能です。

特に自動車保険の料金に影響するのが車両保険に入るかどうかです。購入してから年数がたっている(長距離走行している)、安い中古車を購入したなど、クルマの資産価値が低い場合や、もしもの時でも修理費を出す貯蓄がある場合は、車両保険は不要、または補償額を下げられるかもしれません。そうすることで、自動車保険の金額を抑えることができます。

カーリースを利用する

現金一括購入と比べ支払総額は多くなりますが、カーリースを利用することで、まとまった費用の捻出や支払いが不要になります。

新車を購入する際には、車両本体の費用に加えて登録費用、税金、保険料など、さまざまな初期費用が発生します。一方、カーリースは初期費用が不要な場合が多く、新車を乗り始めても定額のリース料のみなので、大きなお金を用意せずに済みます。

また、クルマを維持する時も、メンテナンス費用、車検費用、税金、保険料などがかかります。カーリースでは、これらの維持費がリース料金に含まれている場合が多く、予測しやすい固定費として管理できます。都度発生する維持費による家計の圧迫を避け、家計の管理が断然行いやすくなります。こうした点も現金一括購入にはないお得な部分です。

そして、カーリースでは、リース期間終了後にクルマを返却するだけで済むため、下取り価格を気にする必要が無ので、価値減少のリスクを避けることができます。

カーリースは、販売店に行かなくてもオンライン契約ができ、新車が月々5,500円~から乗れるプランもあるので、一度チェックしてみてください。

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レンタカーやカーシェアリングを利用する

例えば、月に数回しかクルマを利用しない場合、レンタカーの利用料金は月額の維持費よりも安くなることが多いです。月に1回、レンタカーを1日借りる費用が5,000円とすると、年間で60,000円程度です。駐車場代、保険料、車検費用、メンテナンス費用などの固定費と比較すると、レンタカーで充分な場合もあります。

また、カーシェアリングでは、必要なときにだけ利用できるため、駐車場代や保険料がかかりません。利用時間に応じて料金が発生するため、月に数時間程度の利用であれば、カーシェアリングなら月額数千円で済みます

レンタカーやカーシェアリングを利用する場合、これらの車検費用やメンテナンス費用を考える必要がありません。これにより、予期せぬ修理費用の負担も避けられます。また、自動車保険が利用料金に含まれていることが多いので、個別に保険料を支払う必要がなくなります。

レンタカーはこちら:格安レンタカー予約 スカイチケットレンタカー

カーシェアはこちら:月額無料の超おトクなカーシェア「EARTHCAR」

7. 教育費を見直す

教育費は家庭の大きな負担となりがちですが、工夫次第で節約することが可能です。以下から具体的な節約方法を説明します。

習い事を見直す

もし、複数の習い事をしているのなら、「本当に必要な習い事はどれ?」と見なおしてもいいかもしれません。また、通っている塾のタイプが個別指導であるなら、集団授業に切り替えると費用が下がります。学習塾の費用は高額になりがちです。必要性を見極め、より効果的な方法を選びましょう。

最近は安価なオンライン学習も増えてきました。月額数千円で利用できるオンライン学習を利用することで、従来の学習塾に比べて年間数万円の節約が可能です。オンライン学習の中には必要な科目だけ受講することができるタイプもあります。すべての科目を学ぶのではなく、特定の苦手科目だけを受講することで費用を抑えます。

ただし、教育費は子どもの人生に大きく影響するので、やみくもに削るのではなく、子どもの意見を聞きながら節約していくのがよいでしょう。

オンライン学習について、こちらの記事もどうぞ↓↓

自分で学習する

これは究極なのですが、塾とかに行かず自力で学習するなら費用は発生しません。学校の教科書やワークブックを使用するだけで十分という先生もいます。極端な話として、学校の授業で覚えてしまえば、自学も不要という考えもあるようですが…。

そうは言っても、実際は苦手な教科が発生するのが普通です。そのような時、できるかぎりお金をかけずに学習する方法として、学校で配られるワークブックを事前にコピーしておくという手段があります。そうすることで苦手な問題を都度プリントし、繰り返し解くことで習熟を図ることができます。

ワークブック活用について、詳しくはこちら↓↓

また、問題集や参考書も新品で買うのではなく、メルカリやブックオフなどで中古の教材を購入するなら費用を抑えることができます。メルカリやフリマプリでは、学習塾で使用している問題集が売りに出ていることもあります。そういった教材を利用するなら、節約しながら塾と同じ学習ができるかもしれません。

小さい時から学習習慣を身につけておく

子どもの教育は、積立型の投資のようなものです。

小さい時からコツコツと学習習慣を身につけておくなら、中学生になったときに自分から勉強するのが苦ではなくなり、結果、自力でも勉強できるようになります。反対に、学習習慣がない場合は、自分から勉強するのが難しく、受験前にあわてて塾に通い、結果、たくさんの教育費をかけなくてはならない…なんてことも起こるようです。

もちろん、勉強を始めるのに遅すぎることはないのですが、親としても、できるだけ子どもの小さい時から(ムリのない範囲で)学習習慣を身に付けられるようサポートするなら、いずれは子どもにとって、それが大きな財産となるはずです。

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参考になるか分かりませんが、うちの場合、早い段階から「高校は公立、大学は国立に行けるようにして。じゃないと費用はだせないよ。」と伝えるようにしています。できるだけ子どもが希望する進路を歩ませたいですが、教育はタダではないことも知ってもらったほうが良いと思います。

8. サブスクリプション費を見直す

AmazonプライムやNetflixといった、サブスクリプションサービス(以下サブスク)は便利ですが、複数を利用していると月々の費用がかさみがちです。以下からサブスク費を節約するための具体的な方法を紹介します。

利用状況を定期的に確認する

例えば、複数のサブスクを利用している場合、それぞれの利用頻度を確認し、あまり利用していないサブスクは解約を検討します。サブスクの種類によって見られる動画、見られない動画はありますが、実際はどのサービスでも見られる動画が多く(有料か無料かの違いはありますが)、あまり見ていないサブスクがあれば、いっそのこと解約したほうが節約になります。

また、サブスクごとの費用対効果を計算するのも大切です。例えば、複数の動画配信サービスに加入している場合、月に数回しか利用しないサービスは解約することで、年間で数千円から数万円の節約が可能です。書籍やマンガのサブスクも、あまり利用してないのであれば、必要な時に本を購入した方が結果的に安くなることがあります。

家族でサブスクをシェアする

一部のサブスクは、家族とアカウントを共有することで費用を分担することができます。

ファミリープランを提供しているサービスを利用することで、個別に加入するよりも費用を抑えられます。例えば、Spotifyのファミリープランを利用すれば、最大6人まで月額1,580円(1人当たり約263円)で利用できるため、個別に加入するよりも大幅に節約できます。

また、アカウント共有がOKなサブスクであれば、個別で加入するのではなく、家族でアカウントを使いまわすのも節約となります。サービスの利用規約を確認し、合法的にアカウントを共有できるか確認してみましょう。

お得なプランを検討する

多くのサブスクでは、月額プランよりも年間プランの方が割安です。長期的に利用する予定がある場合、年間プランを選択することで費用を節約できます。

また、一つのアカウントで複数のサービスを利用することで、効率的にさまざまなサービスを享受することができます。例えば、Amazon Primeに加入すると、月額600円(または年間5,900円)で、以下のような複数のサービスを利用することができます。

  • Prime Video:幅広い種類の映画やTV番組、スポーツといった動画配信サービス。
  • Amazon Music:1億曲の楽曲やプレイリストを広告表示なしでシャッフル再生。
  • Amazon Photos:Amazon Driveに写真を容量無制限で保存。
  • Prime Reading:対象のKindle本を追加料金なしで読み放題。などなど

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他にも、Google、Appleなどのプラットフォームを利用すると、多くのサービスが一つのアカウントで使用できます。せっかく料金を支払っているのですから、最大限に活用していきましょう。

9. 会費を見直す

会費はさまざまな形で発生し、積み重なると固定費となって家計に大きな影響を与えます。

ジムやフィットネスクラブの会費を見直す

ジムやフィットネスクラブの会費は高額になることが多いですが、利用頻度を見直すことで節約が可能です。週にどのくらい通っているかを確認し、あまり通っていない場合は解約を検討したほうが良いでしょう。

例えば、週に1回しかジムに行ってないのであれば、月額1万円のジムを解約し、YouTubeの無料フィットネス動画を利用することで、年間12万円の節約が可能です。

または、自治体のコミュニティセンターやスポーツ施設は、民間のジムよりも安価で利用できることが多いです。そのような安価な選択肢を探すのも手かもしれません。

新聞・雑誌の定期購読を見直す

新聞や雑誌の定期購読を見直すことは、家計に大きな節約となります。現代では、多くの情報を無料で、もしくは安価に入手することができるため、新聞や雑誌の定期購読を見直すことで支出を削減できます。

インターネットの普及により、Yahoo!ニュース、Googleニュース、NHKオンラインなど、多くのニュースサイトは無料で最新のニュースを提供しています。例えば、月額3,000円の新聞を解約し、無料のニュースアプリを利用することで、年間36,000円の節約が可能です。

無料の情報は質が悪い…という方には雑誌のオンライン購入がおススメです。書店よりも割引されていることが多く、バックナンバーの購入もできます。例えば、掲載数2800誌以上の取り扱いを誇る『雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jp』の多くは送料無料、さらに最大70%割引と大変お得です。

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また、多くの図書館や公共施設では、最新の新聞や雑誌を無料で読むことができます。特定の記事や情報だけを必要とする場合には、これらの施設を利用することで契約費用を削減できます。

クレジットカードの年会費を見直す

クレジットカードの年会費は、利用状況に応じて見直すことで節約できます。年会費無料のクレジットカードに切り替えることで、年間の費用をゼロにすることができます。

例えば、年会費1万円のゴールドカードを、年会費無料の一般カードに切り替えることで、年間1万円の節約が可能です。

また、現在利用しているカードの特典(ポイント還元や保険など)が本当に必要かを確認し、不要な場合は解約するなら無駄な出費を抑えることができます。

解約の手続きが面倒…と思うかもしれませんが、解約が面倒で、何となく支払い続けているのはお金の無駄です。思い切って見直すことで、固定費の節約につなげられます。

NHKの受信料をお得に支払う

(会費ではないのですが)NHKの受信料は、日本に住むすべての世帯がテレビを所有している場合に支払う義務があります。しかし、支払い方法を見直すことで、費用を抑えることができます。

NHKの受信料を一括払いで支払うと、毎月払いに比べてお得になります。NHKでは、6ヶ月一括払いと12ヶ月一括払いの2種類のプランを提供しています。

2024年7月現在、地上契約の場合、2か月払いの受信料は2,200円です。これを12ヶ月一括払いにすると、年間12,276円となり、2か月払い(年間13,200円)に比べて924円の節約ができます。

また、単身赴任や、家族と離れて暮らす学生を対象とした、2契約目から受信料が半額となる「家族割引」もあります。こちらも併せて覚えておくと節約になります。

固定費はクレジットカードで支払う

ここまでに紹介した、それぞれの固定費を支払う場合、クレジットカードを活用するならメリットがたくさん生じます。

最大のメリットは、支払い額に応じてポイントが貯まること。 固定費は毎月必ずかかる費用なので、ポイントが積み重なると大きな金額になります。例えば、年間50万円の固定費をクレジットカードで支払うなら、1%のポイントが付与されるとして年間5,000ポイントは確実もらえます! そのポイントを利用することで実質的な節約が可能です。

また、クレジットカードで固定費を支払うことにより、複数の支払いを一つのカードにまとめることができます。そうすることで、クレジットカードの利用明細を確認するなら、簡単に支出状況を把握することができます。家族カードを利用するなら、家族分の利用明細をまとめて確認できるので、家計管理がしやすくなるのもメリットです(パートナーに見られたくない買い物があるときは別ですが…)。 

それにクレジットカードは、引き落とし日に自動で支払われるため、支払いの遅延を防ぐことができます。銀行引き落としの場合は残高不足にならないよう気を使いますが、クレジットカードなら払い忘れを防げるので安心です。遅延料金の発生もありませんし。

なお、クレジットカードによっては、スマホ料金やインターネットプロバイダの料金をカード払いにすることで、ポイントが2倍になる、といったサービスがあるものも。自分の生活にあったカードを選ぶのも節約のコツかもしれません。

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多くのクレジットカードには、旅行保険やショッピング保険などの特典が付帯しており、これを利用することで家計のリスク管理にも役立ちます。例えば、海外旅行の際にクレジットカード付帯の旅行保険を利用することで、追加の保険料を支払う必要がなく節約につながります。

使い過ぎ注意… 変動費を見直す方法

固定費の見直しに続いて、日常の変動費も見直しましょう。変動費は、意識的にコントロールすることで節約効果が期待できます。

変動費の節約方法については、こちらの記事からどうぞ↓↓

削れそうな固定費を計算してみよう

今回は、固定費の節約術について紹介しました。

それぞれの項目を見て、実際に減らせそうな固定費を計算してみてください。仮に節約費が少なかったとしても、毎月、毎年続けていくと結構なインパクトのある金額を削れることに気づくはずです。

このように固定費が節約できれば、浮いたお金を子どもの教育など必要な項目にまわしたり、NISAやiDeCoに割り振ることで将来の貯蓄にまわすことも可能になります。

忘れてはいけない点として、今後も継続的に家計を見直すことです。今回紹介した節約術を実践し、家計を健全に保ちましょう。節約した分を貯蓄や投資に回すことで、将来の安心感も得られます。ぜひ、今日から始めてみてください。

※掲載している保険料やサービス料といった金額はあくまで一例(2024年7月現在)です。また、記載されているサービス等の内容や条件は予告なく変更となる場合があります。詳しくは、それぞれの窓口にお問い合わせください。

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