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【5分でわかる】中学生の進路を決めるのに必要な偏差値の調べ方

偏差値の調べ方 子どもと学ぶ
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中学校1年生の後半になると、いよいよ学校から進路希望の用紙が配られてきます。用紙を見ると高校受験が現実味を帯びてきますが、正直、どの高校を選ぶかまだ決まっていないことも多いのではないでしょうか。自分の子どもがどの高校なら合格圏内なのかも気になるかもしれません。この記事では高校受験の目安になる、子どもの「偏差値」の調べ方についてまとめました。

偏差値とは

偏差値の調べ方

偏差値とは、受けたテストの中で自分がどのあたりの位置にいるかを示す数値です。

テストの平均点を「偏差値 50」とし、点数が平均点より上であれば「偏差値 50以上」、平均点より下であれば「偏差値 50以下」となります。一般的に「偏差値 60」あれば頭がいいと言われ、「偏差値 40」なら努力が必要と言われてます。

WEBサイトを調べると、それぞれの地域の高校合格の目安となる偏差値リストがアップされています。各サイトごとに調査した合格生徒の偏差値をもとにしているのでバラツキはありますが、それを参考にすることで、目指せる高校を決める目安とすることができます。

kusanagi
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ここで注意点。テストの点数が良くても偏差値が上がるわけではありません。偏差値はあくまで全体の中の自分の位置だからです。それで、仮に自分の得点が上がっても、テストを受けた全員の点数が高ければ平均点も上がり、偏差値の基準も変わってしまいます。

偏差値の調べ方①:地域の模擬試験を受ける

偏差値の調べ方

一番確実なのは、受験する地域で実施している「模擬試験」を受けることです。なぜなら、自分が高校受験をするときの実際の生徒たちの集団で、偏差値を知ることができるのはこの方法だけです。

参考までに、関東では以下のような公開型の模擬試験が実施されています。

東京都:「W合格もぎ」「進研Vもぎ」
神奈川県:「神奈川県全県模試」
千葉県:「V模擬」「S模擬」
埼玉県:「北辰テスト」
群馬県:「GSC統一テスト」
栃木県:「下野新聞模擬テスト」
茨城県:「茨城統一テスト」「茨城全県模試」
などなど。

もし、地域で大手の模擬試験が実施されていない場合は、塾で実施している塾内の模擬試験か、インターネットなどで受けることもできます。Z会などの通信教育で受けられる模擬試験もあるので、以下の記事も参考にしてみてください。

偏差値の調べ方②:自分で計算する

完璧な偏差値ではありませんが、中学校で受けたテストの成績表をもとに、以下の式で計算することもできます。

偏差値の調べ方

実際の偏差値の式は以下となります。
(自分の点数ー平均点)÷標準偏差×10+50
ここで出てくる「標準偏差」は一般的に15~20程と言われています。多めにみて標準偏差を20とすると最初に述べた式となります。

もし自分の得点が80点で、平均点が60点とすると、
(80ー60)÷2+50=60
偏差値は60となります。

この方法はあくまで目安です。なぜなら、ここで計算した偏差値は、その中学校の中だけの偏差値であり、高校入試は他の中学校からも受験するので…。

自宅で受けられる模擬試験、Z会実力判定Vテストがおすすめ

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結論:偏差値は調べたほうがいいです!

今回は偏差値の調べ方を簡単にまとめてみました。もちろん高校入試は偏差値がすべてではないのですが、この方法を試して、子どもが「自分の位置」を把握することで、行けそうな高校、狙えそうな高校の目安となったようです。

また、うちの子は自分の偏差値を知ることで「もうちょっと頑張ったらこの高校に行けるかも」と、勉強のやる気が上がったようです。偏差値は子どものやる気を引き出す目標にもなりますので、ぜひこの記事を参考に偏差値を調べ、活用してみてください。

 

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