韓国旅行の計画を立てるときに
「移動手段はどうしよう?」
「言葉が分からないからタクシーはちょっと…」
と心配になることはないでしょうか。
韓国グルメやショッピングを楽しみにしている反面、タクシーでの移動について言葉の壁やぼったくりに不安を感じるかもしれません。
この記事では、うちの家族が実際に韓国を旅行するときに、一番安心して使用できたタクシーの配車アプリ、Uber(ウーバー)の使い方を、初心者の方でも簡単にわかるように、一つひとつ丁寧に解説していきます。

このガイドを読めば、あなたも韓国のタクシーマスターになれますよ!
なぜ韓国タクシーはUberがおすすめ?

韓国旅行でタクシーを利用する際、流しのタクシーを拾うのは非常に難しいです。韓国では配車アプリを使うのが主流なため、特にソウルなどの大都市では、配車アプリなしではタクシーに乗れないことも珍しくありません。
そんな中、韓国旅行でも安心して使えるのがUberです。私が実際に使用してみて、Uberがおすすめな理由を3つまとめました。
1. 日本語で完結するから言葉の壁がない
Uberアプリは配車から支払いまで、すべて日本語で完結します。タクシーを呼ぶ際に、行き先をアプリに入力しますが、その情報がドライバーに自動で伝わるので、韓国語での説明が不要ですごく便利でした。また乗車から支払いまで、ドライバーと直接会話する必要がほとんどなく、韓国語が話せなくてもスムーズに移動できます。
2. 事前に料金がわかるから安心
Uberは乗車前に、目的地までの料金の見積もりが表示されます。料金トラブルやぼったくりの心配がなく、安心して利用できます。この料金は交通状況によって変動することがありますが、それでも目安がわかるのは大きなメリットです。
3. クレジットカード決済で現金いらず
Uberアプリに日本のクレジットカードを登録しておけば、降車時の支払いが自動で完了します。慣れない外貨での現金払いや、細かいお釣りのやり取りをする必要がありません。
家族旅行の場合は特におすすめ!
特に今回、我が家では韓国を旅する場合、移動手段としてタクシー、特にUberがすごく助かりました。おススメの理由をまとめてみます。
地下鉄やバスよりお得な場合も
地下鉄やバスは人数分の運賃がかかりますが、タクシーは1台分の料金です。4人家族なら、タクシーに乗った方が安くなることがあります。特にUberはキャンペーンで安く乗れるときもあるのでお得です!
タクシーを探すストレスから解放
慣れない土地でタクシーを探す必要がなく、Uberで配車すれば、指定した場所で待っているだけでOK。子どもがぐずったり、急に走り出したりする心配がなく、親の負担がぐっと減ります。
子どもの安全を確保
乗り換えの多い地下鉄や、混雑したバスと違い、Uberならドアツードアで移動できます。迷子になる心配や、人混みで子どもがぐずってしまうストレスから解放されます。
いつでもどこでも配車可能
駅やバス停とは違い、Uberは来てほしい場所に配車できます。遊び疲れてしまった時や、急な雨が降ってきた時も、すぐにタクシーを呼べるので安心です。

韓国のタクシーは、初乗り4,800ウォン(約480円)と日本と大差ないですが、加算料金が131mで約10円と、日本の約4倍も安いのでお得です!
カカオタクシーとUberの違いは?
韓国旅行でのタクシー配車アプリとして、代表的な「カカオタクシー(Kakao T)」と「Uber」は、それぞれ異なる特徴を持っています。特に旅行者にとって、どちらが使いやすいか比較してみました。
カカオタクシーとUberの違い
項目 | カカオタクシー(Kakao T) | Uber |
旅行者への使いやすさ | ・韓国で最も普及している ・日本の電話番号で登録できる ・一部のクレジットカードは登録できない場合がある | ・日本のアプリをそのまま使える(韓国含む、78ヶ国以上で使用可能) ・日本の電話番号やクレジットカードが利用できる |
アカウント登録 | カカオトーク(Kakao Talk)のアカウントが必要 | Uberアカウントのみ必要 |
韓国の対応エリア | 韓国全土で利用可能 | ソウル、釜山、仁川などの都市部が中心 |
支払い方法 | ・アプリ内決済(韓国発行カードがメイン、一部のクレジットカードは使用不可) ・現金 ・韓国の交通カード(T-money、WOWPASSなど) | ・アプリ内決済(日本のクレジットカード登録可) ・現金払いも選択可 |
日本語対応 | アプリ自体は日本語対応している | アプリ自体は日本語対応している |
結局どちらがおススメ?
- Uberは、初めて韓国を訪れる方におすすめ
普段から日本でUberを利用している人であれば、使い慣れたアプリをそのまま使えるため、言語や操作で戸惑うことがありません。日本のクレジットカードが確実に登録でき、自動決済できるのも大きなメリットです。 - カカオタクシーは、韓国での生活に慣れている方や、より広いエリアで確実に配車したい方におすすめ
配車の速さやカバーエリアの広さは、韓国国内で圧倒的な強みを持っています。ただし、日本のクレジットカードが登録できない場合もあるため、現金やWOWPASSなど、別の支払い方法を準備しておくと安心です。

この記事では、初心者に使いやすいUberについて、設定からタクシーの乗り方まで詳しく紹介します!
① 韓国でUberを使うための準備
まずは日本にいるうちに、Uberアプリをダウンロードして設定を済ませおきましょう。空港に降り立った瞬間からスムーズに利用できるようになります。

設定に必要なのは3点!
・電話番号
・メールアドレス
・クレジットカード
たった10分ほどで登録できます。
※ここで紹介する手順は、2025年8月現在の情報です。画面や入力内容が予告なく変更となる場合もあるのでご了承ください。※以降の画像はUberアプリからの出典となります。
アプリのインストールとアカウント設定
スマホにUberアプリをダウンロードしたら、アカウントを作成します。
1. アプリをインストール
アプリは以下からダウンロードできます。
2. 携帯電話番号を入力
日本の携帯電話番号を入力します。国番号「+81」が自動で表示されるので、その後に最初の「0」を抜いた番号を入力しましょう。

3. 認証コードの入力
SMSで届いた4桁の認証コードを入力します。
4. メールアドレスを入力
連絡先となるメールアドレスを登録します。

5. 名前を入力
ドライバー側のアプリに表示される、自分の名前を登録します。
6. 利用規約の同意
利用規約に同意します。

7. パスキーと通知設定
任意ですが、ログインを簡単にするパスキーを作成し、プッシュ通知を許可します。

8. ガイドラインを確認
アプリのガイドラインを確認したら、設定は完了です。

クレジットカードの登録
Uberでは事前にクレジットカードを登録しておくのがおすすめです。現地での現金のやり取りが不要になり、乗車と降車がとてもスムーズになりますよ。
1. アプリ画面右下の「アカウント」を選択します。
2. 「お支払い方法」を選択します。

3. 「+お支払い方法を追加する」を選択します。
4. カード情報を入力して保存すれば準備完了!

② タクシーを呼んでみよう!
準備が整ったら、いよいよタクシーを呼んでみましょう。Uberの操作はとても簡単で、韓国語がわからなくても全く問題ありません。
1. 「行き先を入力」の欄をタップ
2. 行き先を入力(できれば韓国語で)


行き先は日本語や英語でも検索できますが、韓国語のヒット率が高いです! 行きたい場所をGoogleマップで検索し、韓国語の住所や店名をコピー&ペーストするのがおすすめ。
もし行き先が見つからない場合は「地図上でピンを配置する」を選んで、地図をドラッグして設定してください。
3. ピンを微調整して確定
地図に行き先が表示されたら、ピンを正確な場所に動かして確定します。
4. タクシーの種類を選択
UberTAXI、プレミアムなど複数の車種が表示されるので、希望の車種を選びましょう。


人数や荷物が多い時は、TAXI XLを利用すると、最大6名まで乗車でき、スーツケースも3個程度積み込める大きめタクシーが配車されます。
5. タクシーを確定
タクシーの種類がOKなら確定します。
6. 乗車場所を確定
タクシーが安全に停車できる乗車場所を指定します。


上記のように、タクシーが入れないエリアは水色で表記されます。その場合はアプリに表示される最寄りのポイントを選択しましょう。
また、2車線以上の道路では、行き先に向かって進む車道側を乗車位置にすれば最短ルートで進むことができます。
7. 配車サービスを依頼
乗車場所が確定すると、近くにいるドライバーとのマッチングが始まります。

8. マッチングが完了
タクシーが決まると、ドライバーの到着時間、車両ナンバー、車種、色が表示されます。


アプリの地図画面に、配車されたタクシーの位置が表示されるので、合流できるよう確認しておきましょう。
③ ドライバーとのやり取りと乗車時の注意点
1. 車両を確認
地図上でタクシーの位置がリアルタイムで表示されるので、近づいてくるのを確認してください。ナンバープレートと車種が一致したら、手を振るなどして合図を送りましょう。

2. 挨拶して乗り込む
タクシーが安全な場所に停車したら、ドアを開けて「アンニョンハセヨ」と挨拶します。「ウーバータクシー?」と声をかけると、ドライバーも「OK」や「ウーバー」と答えてくれます。問題無ければ乗り込みましょう。

スーツケースなど、大きな荷物をトランクに入れたいときは次のように言いましょう。
・트렁크 열어 주세요(トゥロンク ヨロ ジュセヨ)
・Can you open the trunk?
実際は「トランクOK?」でも通じましたよ。笑
3. 暗証番号の提示(午後 9 時~午前 6 時のみ)
Uberは夜間(午後 9 時~午前 6 時)に配車が確定すると4桁の暗証番号がアプリに表示されます。乗車時に暗証番号をドライバーに伝えましょう。正しいドライバーであることが確認できれば配車サービスが開始します。

ちなみに暗証番号は「夜間」だけでなく「毎回」の設定もできます。
アプリの[設定] →[車両を確認する]→[暗証番号を使用して車両を確認する]で切り替えられるので、マッチングが不安な方は試してみてください。
4. 目的地までの移動
乗車したあとは、目的地まで韓国の街並みを楽しみましょう!
移動中は以下のように、アプリの地図で現在地とルートを確認できます。

④ 目的地に到着!料金の支払い
目的地に着いたら、料金の支払いです。Uberを使えば、現金でのやり取りは不要です。
1. 挨拶して降車する
停車したら「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と挨拶して車を降りるだけです。支払いはクレジットカードの自動決済なので、ドライバーから料金の事は何も言われません。念のため、降りる前に料金表示をチェックしておきましょう。
2. ドライバーの評価
降車すると、ドライバーの評価画面がアプリに表示されるので、感じた評価を付けて送信しましょう。
3. 支払い完了メール
決済が完了すると、登録したメールアドレスに料金情報が送られてきます。料金が合っているか確認しましょう。


これで、韓国でのUber利用はすべて完了です!
韓国タクシーQ&A
韓国でタクシーを利用するときに、知っておくと便利な豆知識をQ&Aでまとめました。
- タクシーのドアは自分で開けるの?
はい、手動で開閉します。日本のタクシーのように自動でドアは開きません。乗車時も降車時も、自分でドアを開閉しましょう。 - 荷物はどうやって積むの?
トランクの荷物の積み下ろしも、基本的に乗客自身で行います。ドライバーが手伝ってくれることもありますが、基本的には自分で積み下ろしを行う準備をしておきましょう。 - 複数人で乗る場合の料金は?
料金は人数に関係なく、1台あたりの料金になります。何人で乗っても金額は変わりません。 - チップは必要?
韓国にチップの文化はありません。タクシーでもチップは不要です。 - 深夜の料金は変わる?
はい、深夜は割増料金になります。深夜料金が適用される時間帯は、日中よりも料金が高くなるため、配車を確定する前に必ず料金の見積もりを確認してください。
まとめ:Uberアプリがあれば超安心!

今回の記事は、韓国でUber(ウーバー)を利用した体験をもとに、アプリの設定とタクシーの呼び方を、初心者の方でも簡単にわかるように解説しました。
韓国でのタクシー利用は、Uberアプリがあれば安心です。言葉の壁も料金の不安も、これ一つで解決できますよ。

韓国旅行をもっと快適に、もっと楽しむために、Uberを活用してみてください!