「うちの子がフォートナイトのプロを目指したいって言い出したんだけど、どんなゲーミングPCを買ってあげればいいんだろう?」
この記事は、そんな悩めるパパママに向けて、フォートナイトを快適にプレイでき、できるだけ安価なゲーミングPCのスペックと、おすすめ周辺機器について解説します。
この記事を読めば、お子さんが(もちろん大人も)フォートナイトの世界で最高のパフォーマンスを発揮できるゲーミングPCが構築できます。ぜひ最後までご覧ください。

どうせなら最高の環境でやらせてあげたいと思い、徹底的に調べてこのスペックにたどり着きました! (自分も遊びたいので…)
ゲーミングPCがフォートナイトにおススメな理由
フォートナイトは、PlayStationやNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機でもプレイ可能です。しかし、より快適に、より有利にプレイしたいのであれば、ゲーミングPCをおすすめします。
なぜなら、ゲーミングPCは家庭用ゲーム機よりも高い処理能力を持っているため、高画質・高フレームレートでフォートナイトを楽しめるからです。
また、ゲーミングPCは周辺機器も充実しています。高機能なキーボードやマウス、ヘッドセットなどを使用することで、より快適に、より没入感の高いゲーム体験が可能です。
快適プレイに必要な描画能力(fps)と応答速度(ping)とは?
フォートナイトを快適にプレイするためには、fpsとpingという2つの要素を理解する必要があります。
fps(frames per second)とは、1秒間に画面に表示される画像の枚数のことです。fpsが高いほど、映像が滑らかになり、敵の動きや銃弾の軌道などを正確に把握できます。
一方、pingとはネットワークの応答速度のことです。pingが低いほど、入力した操作がゲームに反映されるまでの時間が短くなり、ラグを感じにくくなります。

フォートナイトのような対人シューティングゲームでは、fpsとpingの性能を高めると有利です!
fpsは描画能力のためゲーミングPCのスペックに左右されます。そのため、今回の記事では、まずfpsを高めるゲーミングPCのスペックについて考えていきたいと思います。
一方、pingは応答速度なのでインターネット環境に左右されます。pingを良くする方法については、また別の機会に紹介したいと思います。
ゲーミングPCはメーカーよりBTOで購入がおすすめ!

ゲーミングPCには、大きく分けてメーカー製とBTO(Build To Order)の2種類があります。
メーカー製PC(NEC、富士通など)は、大手メーカーが販売している完成品のPCです。一方、BTO(ドスパラ、FRONTIER、パソコン工房など)は受注生産となるため、ユーザーが注文時にパーツを選び、それに合わせてパソコンを組み上げて販売します。
そのため、BTOであれば自分の用途や予算に合わせて、必要なパーツを選び、不要なものを省くことができます。

フォートナイトを快適にプレイするためには、BTO PCがおすすめです。なぜなら、BTO PCはパーツ選択の自由度が高く、価格も比較的安いからです。
BTOパソコンのおすすめは【FRONTIER】です。
BTOの草分け的なブランドで、ユーザーの要望に合わせたパソコンを国内生産・販売しています。予算と用途に合わせて、パソコンを選ぶことができます。
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公式サイトの推奨スペックってどうなの?
BTO PCを購入する場合、ある程度ゲーミングPCとして必要なスペックについて、購入者が理解する必要があります。
そのため、フォートナイト公式サイトが推奨しているゲーミングPCのスペックについて見ていきたいと思います。公式サイトでは、プレイに必要な最低スペックと推奨スペック、そして最高スペックの3パターンが公開されています。
まずは最低スペックから↓
- CPU: Core i3-3225 3.3 GHz
- GPU: PC上のIntel HD 4000、AMD Radeon Vega 8
- メモリ: 8GBのRAM
- OS: Windows 10(64ビット版) バージョン1703
最低スペックでは、ゲームを起動するのが精いっぱいで、普通にプレイするのも難しいかも…。こちらは安く購入できるけどやめたほうがいいでしょう。
次は推奨スペックです↓
- CPU: Core i5-7300U 3.5 GHz、AMD Ryzen 3 3300Uまたは同等のプロセッサ
- GPU: Nvidia GTX 960、AMD R9 280、または同等の DX11 対応 GPU
- ビデオメモリ: 2GBのVRAM
- メモリ: 16GB以上のRAM
- ハードドライブ: NVMe SSD
- OS: Windows 10/11(64ビット)
こちらの推奨スペックは、まあ最低限遊べる程度のスペックといえます。ですが、快適にはプレイできないのでおすすめできません…。
そして最高スペックはこちら↓
- CPU: Intel Core i7-8700、AMD Ryzen 7 3700x、または同等のプロセッサ
- GPU: Nvidia RTX 3070、Radeon RX 6700 XT、または同等のGPU
- ビデオメモリ: 8GB以上のVRAM
- メモリ: 16GB以上のRAM
- ハードドライブ: NVMe SSD
- OS: Windows 10/11(64ビット)
ここで言う最高スペックは、60fpsあたりを想定しているようです。60fps程度だと、Nintendo SwitchやPS4と同等なので、わざわざゲーミングPCを買わなくても良い気がします…。
とりあえずお試しでゲーミングPCを購入するのであれば、(中古パソコンあたりで)低価格のこちらのスペックを検討するのもありですが、もっと高い性能を狙うのであれば、公式サイトの推奨スペックより上位のスペックを(特にGPUをもっと上位に)選択したほうがいいでしょう。

もし、タイトルにある300fps張り付きを狙いたい。また、他の高品質なゲームも体験したい場合は、この最高設定より高いスペックを検討することをおすすめします!
【実録】300fpsを達成!フォートナイト快適スペック公開
ここからは実際の検証結果に基づき、フォートナイトで300fpsを維持し、ラグのないプレイ環境を構築できた(できるだけ安い)ゲーミングPCのスペック紹介します。

最初は「本当に300fpsも出るのかな…?」と半信半疑だったんですが、ここで紹介する仕様のゲーミングPCでプレイしたら、300fps張り付きで出すことができました。 うちの子も「全然違う!画面がめちゃくちゃ滑らか!」と大興奮です!
※フォトナの設定はレンダリングモードをパフォーマンス、解像度をフルHDに選択した状態でのfpsです。
※チャプター6シーズン2(2025年3月21日に計測)のデータです 。
※今後のアプデで環境が大きく変わる可能性もあります。
※CPUやメモリなどのパーツ構成によってスコアに多少の差が出るので、あくまで参考程度にご覧ください。
1.パソコン本体
fpsを高めるにはココが一番重要!
特に映像の処理速度に一番影響する、CPU、GPU、メモリ、ストレージの4つの要素が重要になります。
今回、300fps張り付きを実現したゲーミングPCのスペックはこちら↓
- CPU: AMD Ryzen7 5700X
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 4060Ti 8GB
- メモリ: 16GB(DDR4)
- ハードドライブ: NVMe Gen4 SSD 500GB
上記とほぼ同等のゲーミングPCはこちら↓
■CPU
CPUは、パソコンの頭脳にあたるパーツです。フォートナイトのようなゲームでは、CPUの処理速度がゲームの快適さに大きく影響します。
CPUは「Intel」と「AMD」の2メーカーが有名どころです。ゲーミングPC界隈ではintel派とAMD派に分かれますが、今回はフォートナイトに相性が良いと言われ、価格と性能のバランスも非常に良い「AMD Ryzen 7 5700X」を選択しました。

もしIntelで選ぶなら「Ryzen7 5700X」より少し性能の高い「Core i5-13400F」を選ぶようにしましょう! もちろん、これらのCPUより上位モデルであれば言うことなしです。
■GPU(グラボ)
GPUはグラボ(グラフィックボード)と呼ばれるパーツで映像処理を担当します。
どんなにCPU(頭脳)が優秀でも、それをモニターに出力する能力が劣っていては、300fpsをたたき出すことはできません。つまりCPUとGPUはどちらも重要で、両方の性能が高いほど、より美しい映像でゲームを楽しむことができます。
フォートナイトで300fpsを実現するためには、NVIDIAが出している「GeForce RTX 4060Ti 8GB」か、その上位パーツがおすすめです。

RTX 4060Tiは、Ryzen7 5700Xと相性抜群! そして性能も高いうえに消費電力も少ないの電気代も安心。一方、RTX 4060Tiの場合、フルHDのスコアは高いのですが、4Kに弱いというデメリットもあります。液晶モニターを選ぶ時は気を付けてください。
■メモリ
メモリは、一時的にデータを記憶しておくパーツです。メモリの容量が大きいほど、ゲームの読み込み速度が向上し、より快適にプレイできます。フォートナイトを快適にプレイするためには、16GB以上のメモリを搭載することをおすすめします。
もし、今後は動画編集や、ゲームと同時に実況中継もやってみたい! と言う場合には32GB以上を選んでおくと安心です。

メモリも種類があって、速度の速いDDR5と低価格のDDR4があります。今回うちで選んだゲーミングPCはマザーボードの都合でDDR4しか装着できなかったのですが、DDR4でも十分に300fpsを出力することができました。
■ハードドライブ
ハードドライブは、データを保存するパーツです。
ハードドライブには、HDDとSSDの2種類がありますが、ゲームを快適にプレイするためには、読み書き速度が速いSSD(NVMe Gen4)がおすすめです。こちらを選ぶことでゲームの起動やロード時間を短縮できます。
そして容量も大切で、フォートナイトをプレイするために、PCにゲームデータをダウンロードする必要がありますが、通常のバトルロワイアルやクリエイティブモードなどで遊ぶ場合、60GB~80GBのデータ容量は必要になります。OSや他アプリのデータ分も見越して、500GB以上のSSDを選ぶようにしましょう。もし、今後は他のゲームや動画編集もやってみたい! と言う場合には1TB以上を選んでおくと安心です。

もちろん、上記以上のスペックを選べば問題ないのですが、価格がどんどん上がってしまいます…。その点Ryzen7 5700XとRTX4060Tiはコスパ面でも優秀なバランスといえるでしょう!
2.モニター
パソコン本体の性能が良くても、モニター性能が追い付いていないと300fpsは活かせません。
300fpsを発揮するため、モニターは最低でも以下の仕様を選んでください。
- ゲーミングモニター:リフレッシュレート300Hz
- ディスプレイケーブル:DisplayPort
DisplayPort接続で300Hz対応のゲーミングモニターを用意すれば、最大性能を発揮できます。
3.周辺機器
fpsに影響するわけではないのですが、ゲーミングPCをセットで揃えるには、周辺機器も準備が必要になります。
周辺機器もプレイの快適さを大きく左右します。反応速度の速いマウス・キーボードや大きめのマウスパッドを揃えることで、操作性が大幅に向上します。
今回、ゲーミングPCを立ち上げるため、購入した周辺機器は以下となります。参考にしてみてください。
- ゲーミングマウス:Logicool G ワイヤレス G703h
- マウスパッド:Logicool G ゲーミングマウスパッド G640
- キーボード:Logicool G ラピッドトリガー PRO X TKL RAPID
まとめ:最適なスペックのゲーミングPCでフォートナイトを楽しもう!
子どもが(大人も)フォートナイトを本気で楽しむなら、fps300を目指せるゲーミングPCが理想です。必要なスペックを理解すれば、ムダなくコスパの良い買い物が可能になります。
メーカー製ではなく、BTOで必要なパーツを選んで、最適な構成を組むのがポイントです。Amazonや楽天でも購入できますが、直接BTOのサイトから必要なスペックを選択して購入したほうが便利です。
今回紹介したセットを参考に、ぜひ快適なゲーミング環境を整えてください。
以下のリンクから、実際に購入できるBTOサイトへアクセスできますので、こちらもチェックしてみてください!