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ユーザー車検もここまでやれば本望!足回り・下回りの車検整備DIY攻略ガイド

車検 diy 下回り 節約&貯蓄
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「車検コースの下回り検査で落ちたらどうしよう…」

「ブーツの破れやオイル漏れって、自分でどこまでチェックして補修できるの?」

自分で車検を通すユーザー車検において、不合格(一発アウト)になりやすい難所が「足回り・下回り・重要保安部品」です。

kusanagi
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ライト類やタイヤのチェックを完璧にこなしていても、車体下のブーツが破れていたり、オイルがポタポタ垂れていたりすると、検査員に容赦なく「不合格」の不適合票を渡されてしまいます…。

今回は、走行距離20万km超の過走行車を含め、軽自動車・普通車をどちらも自前整備で一発合格させてきた筆者の実体験をもとに、不合格リスクを徹底的に潰す下回りDIY点検&補修マニュアルをお届けします!

⚠️ 【ご注意】 本記事は、筆者個人の実体験に基づくユーザー車検およびDIY点検整備の手順や節約ノウハウを解説したものです。 自動車の点検・整備は安全に直結する重大な作業です。作業を行う際は必ず安全対策を徹底し、ご自身の責任において実施してください。 車種や年式によって判断基準や状態が異なる場合があります。不安な点や異常を発見した場合は、無理をせず速やかに自動車整備工場や専門のメカニックにご相談ください。

なぜ下回り整備が重要なのか?(車検コースで厳しく見られるポイント)

ユーザー車検の検査コース後半にある「下回り検査(ピット検査)」では、検査員が車体の下に潜り、カンカンとハンマーで叩きながらオイル漏れやブーツの破れ、ボルトの緩みを徹底的にチェックします。

kusanagi
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車体下の不具合は走行中の脱輪やブレーキ不能、車両火災に直結するため、車検場で最も甘えが通用しないポイントなのです。

事前準備:必ず高圧洗浄機で下回り洗車をしておこう!

点検作業に入る前に、コイン洗車場の高圧洗浄機などで下回りの泥や古い油汚れを吹き飛ばしておくことが絶対条件です。

下回りが泥や油で汚れていると、自分自身で異常(オイル滲みやブーツのヒビ)に気づけなくなるだけでなく、車検当日に検査員から厳しくチェックされる原因になります。

安全第一!ジャッキアップとウマ(ジャッキスタンド)の掛け方

下回り点検やタイヤを外しての作業では、車載ジャッキだけで車の下に潜る行為は絶対にNGです(油圧が抜けて車体が落ちてくると命に関わります)。

  1. 平坦で硬いコンクリートの場所で作業する。
  2. ガレージジャッキでジャッキアップし、必ず左右の指定ポイントに「ウマ(ジャッキスタンド)」を掛けて車体を固定する。
  3. 外したタイヤを車体下に敷いて二重の安全対策をとる。
車検 diy 下回り

【重要保安部品】ブレーキ周りのDIY点検・チェック方法

ブレーキは命を守る最重要パーツです。磨耗状態と液漏れの有無をダブルで確認します。

1. フロント(ディスクブレーキ)のパッド残量チェック

車検 diy ブレーキ

ホイールを外すと、ブレーキキャリパーが見えます。

  • チェック手順: キャリパーの点検窓(隙間)から目視でブレーキパッドの残量を覗き込みます。
  • 判定基準: 新品は約10mmあります。残量が3mm以下になっている場合は、このタイミングでDIY交換するかプロに依頼しましょう。

2. リア(ドラムブレーキ)のシュー残量チェック

車検 diy ブレーキ

軽自動車やコンパクト車のリアに多いドラムブレーキの場合です。

  • チェック手順: サイドブレーキ(パーキングブレーキ)を解除した状態にし、ドラムを手前に引き抜きます(固着している場合はネジ穴にM8ボルトをねじ込むと外れます)。
  • 判定基準: 中に見える「ブレーキシュー」の厚みを計測します。残量が2mm以下であれば交換時期です。内部に溜まった黒いブレーキダストは、パーツクリーナーで綺麗に洗い流しておきます。

3. ブレーキホース・配線のオイル漏れ(滲み)チェック

車検 diy ブレーキ
  • キャリパーやドラムに繋がっているゴム製の「ブレーキホース」にひび割れや膨らみがないか確認します。
  • ホースの接続部(ジョイント部)や、ブレーキマスターシリンダー周辺からブレーキ液が滲み出ていないかをライトで照らして確認してください。

【破れは一発アウト】ブーツ・ブッシュ類のDIY点検

足回りの関節部分を保護しているブーツ類は、「わずかでも破れてグリスが漏れていたら一発不合格」になります。

ブーツの破れ・ヒビ確認

タイヤを外した状態で、以下のゴムパーツを手で押しつぶすように揉み、亀裂や裂けがないか全周チェックします。

ドライブシャフトブーツ(駆動軸の蛇腹ゴム)
↓今回チェックしたところ亀裂もなくOKでした。

車検 diy ブーツ

ステアリングシャフトブーツ(ステアリング軸の蛇腹ゴム)
↓こちらもチェックしたところ亀裂もなくOKでした。

車検 diy ブーツ

タイロッドエンドブーツ(ステアリング関節のゴム)
↓チェックしたところグリスがはみ出しているので車検NGです。今回DIYで交換しました。

車検 diy ブーツ

ロアアームボールジョイントブーツ(足回り一番下の関節ゴム)
↓よく見るとブーツに亀裂が入っています。浅い亀裂なら車検が通るケースもあるのですが、今回念のため交換しました。

車検 diy ブーツ
kusanagi
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ブーツが車検に通るかの判断は(検査官の判断によりますが)表面の浅い亀裂ならOK。著しい亀裂、破れ、グリスがはみ出ている場合はNGと覚えてください。

破れていた場合のDIY対策(難易度と割り切り)

  • 分割式ドライブシャフトブーツ: ドライブシャフトを外さずにシャフト上で接合できる「DIY用分割式ブーツ(割れブーツ)」を使えば、初心者でもDIY交換が可能です。
  • タイロッド&ロアアームブーツ: プーラー等の専用工具が必要になるため、作業難易度が上がります。
kusanagi
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無理は禁物です!
「自分で交換する工具や技術に不安がある…」という方は、ブーツ交換の作業だけ整備工場やカーショップに依頼するのも賢い戦略です。

■タイロッドエンドのブーツ交換ですが、まず古いブーツを取り外します。

車検 diy ブーツ

ジョイント部分に新しいグリスを押し込むように塗り付けます。
(古いグリスを押し出すようにしてください)

車検 diy ブーツ

新しいブーツをソケットなどに嵌めて、ハンマーでタイロッドエンドに打ち込みます。

車検 diy ブーツ

ブーツをしっかりと最後まで打ち込んだら完成です。

車検 diy ブーツ

ロアアームボールジョイントは、今回ブッシュも亀裂が入っていたのでロアアームごと交換しました。左が古いロアアーム。右が新しいロアアームです。

車検 diy ロアアーム

ブッシュ類の劣化もチェック!

車検 diy ロアアーム

エンジンを支えている「エンジンマウント」や、足回り部品に付いているブッシュに大きな亀裂が入っていないかチェックしてください。

kusanagi
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表面のひび割れ程度なら合格することが多いですが、完全にちぎれてガタがあると不合格です。

オイル漏れ・冷却水漏れのチェック

車検 diy 下回り

下回り検査で最も揉めやすいのが「オイル漏れ」の判定基準です。

「にじみ」はOK、「しずく」はNG!

車検の保安基準において、うっすらとオイルが滲んでいる程度(にじみ)であれば合格になりますが、滴(しずく)となってポタポタと床に垂れ落ちる状態(滴下)は不合格になります。

4箇所の要チェックポイント

  1. エンジン(オイルパン・エレメント周り・タペットカバー)
  2. ミッション下(ミッションオイルパン・ドレンボルト)
  3. デフ周り
  4. ステアリングラック周り

実践!オイル漏れ・冷却水漏れの対策テクニック

漏れが疑わしい場所があったら、まずはパーツクリーナーとウエスで油分を完全に拭き取り、キレイな状態にします。

その後、30分程度近所を試運転(エンジンを温める)してから再度車体下を覗き込みます。「新しい雫が今にも垂れそうになっているか」を確認し、もし垂れてくるようであればパッキン交換などの補修が必要です。

冷却水(クーラント)についても、ラジエター本体やパイプ接続部から漏れていないか、ピンクや緑色の固形化した漏れ跡がないかチェックしてください。

マフラー・排気管の排ガス漏れ・取り付けチェック

車検 diy 下回り

マフラーの穴あきによる排気漏れも、音量オーバーや排ガス測定不良に繋がるため一発アウトです。

  • 点検方法: エンジンをかけた状態で車体下に潜り(※火傷に注意)、マフラーの接合部や太鼓(サイレンサー)周辺に手をかざして排気が吹き出ていないか確認します。
  • 補修方法: 錆による小さな穴あきや接合部からの排気漏れ程度であれば、カー用品店で売っている「マフラー用耐熱パテ」や「補修用バンド」を使って自分で塞げば車検に通せます。

燃料タンク・パイプ類の損傷、燃料漏れチェック

車検 diy 下回り
  • ガソリンタンク本体や、そこから伸びる燃料パイプに大きな凹み、擦れ傷、燃料のにじみがないか目視します。
  • エンジンルーム内を含め、車体に近づいたときにガソリン臭がしないかも確認してください。

ボルト類の緩み・ガタつき・サビ腐食チェック

  • サスペンションのアーム類、ブレーキキャリパー、マフラーの吊りゴムなどのボルト類に目立つ緩みがないか確認します。
  • 車体フレームやフロアパネルに、穴が開くレベルの重度なサビ腐食がないか確認します(表面上の浮きサビ程度なら問題ありません)。

最後にアンダーコートを塗装して防錆&下回りも美しく!

車検 diy 下回り

下回りの点検と補修が無事に完了したら、最後の仕上げとしてシャーシブラック(アンダーコートスプレー)を塗布するのがおすすめです。

サビの進行を防ぐだけでなく、下回り全体がキレイな黒色でビシッと引き締まるため、車検当日に検査員へ「しっかりメンテナンスされている車だ」という第一印象を与えることができます。

まとめ:下回りの不合格リスクを潰せば一発合格は目前!

ジャッキアップして挑む足回り・下回りのDIY点検は少しハードルが高く感じられますが、やるべきポイントは「ブーツ類の破れ」「オイル類の漏れ」「ブレーキパッド残量」の3つに集約されます。

kusanagi
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自分でチェックして不安な箇所を事前に潰しておけば、当日の検査コースで慌てることは一切ありません!

👉下回りの点検結果も、忘れずに「24ヶ月点検整備記録簿」に記録しておきましょう。書き方のルールや記号の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

👉 事前点検と書類準備がすべて整ったら、いよいよ車検場への持ち込みです! 当日の受付から検査コースの立ち回りも事前にイメージしておきましょう!

⚠️ 【ご注意】 本連載でご紹介する内容は、筆者の実際の体験談に基づいたひとつの事例です。自動車の点検・整備は安全に直結する重大な作業です。作業を行う際は必ず安全対策を徹底し、ご自身の責任において実施してください。 不安な点や異常を発見した場合は、無理をせず速やかに自動車整備工場や専門のメカニックにご相談ください。万が一、本記事の情報を参考に作業・車検を行ったことで生じた事故・損害・不合格等について、当ブログおよび筆者は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

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