栃木県の益子町で年2回、春と秋に行われる「益子陶器市」について、おすすめの駐車場と混雑する時間帯、見どころをまとめてみました。陶器はもちろん、かわいい雑貨や美味しそうな屋台、カフェなど、お祭り気分を味わえる益子陶器市。この記事を参考にご家族で出かけてみるのはいかがでしょうか。
※当日の天気やニュースなどの報道により駐車場の空き具合は変化します。この記事で紹介している時間帯はあくまで参考ですのでご了承ください。
開催日時
■開催日
春:2024/4/27(土)〜5/6(月)※終了しました。
秋:2024/11/2(土)〜11/5(火)※終了しました。
■開催時間
9:00〜17:00(最終日は16:00まで)
アクセス
【クルマ】
・北関東自動車道 真岡IC→クルマで約25分。
・北関東自動車道 桜川筑西IC→クルマで約20分。
※後述しますが時間帯により道路は渋滞します。時間にゆとりのある計画を立ててください。
【電車】
・真岡鐵道→益子駅下車
・JR宇都宮線 宇都宮駅下車→関東自動車(バス)益子駅行き→バスで約1時間
【高速バス】
・茨城交通高速バス「関東やきものライナー」 秋葉原駅→笠間経由→益子駅 バスで約2時間30分
益子陶器市マップ
↓こちらは2024年 春の陶器市のマップです。参考としてご覧ください。
上記は益子町観光協会が案内している陶器市のマップとなります。駐車場やトイレ、オムツ替え、授乳スペースといった子供連れに必要な情報がしっかりと記載されています。詳しくは以下のサイトからご覧ください。
益子町観光協会
また、マップに記載されている駐車場は以下3種類に色分けされています。
赤:有料駐車場
青:無料駐車場
緑:無料駐車場(期間中休日のみ利用可能)
駐車場と混雑する時間帯
電車やバスで行く場合は良いのですが、クルマで行く場合は駐車場が肝心です。ここからは駐車場について4つのエリアごとに詳しく紹介していきます。
混雑のピークは?
例年ですと11時~13時が混雑のピークと言われています。そのため駐車場は遅くとも朝10時までに到着することが必要です(来場者が多い時は10時でも停められないこともあります…)。駐車場は「益子焼窯元共販センタ―(以降共販センタ―)」に近い順から埋まっていき、そこから順に遠い駐車場へ案内されていきます。
夕方は15時頃から帰り足となっていきます。午後狙いであれば15時~17時に行くのもアリかもしれません。帰宅していくため少しずつ駐車場が空くこともあります。ただし、夕方になると店舗によっては商品が無くなり閉店することも。人気の作家を狙うのであれば朝早く行くのがやはりおすすめです。
春の場合、ゴールデンウイークでも祝日か平日かでかなり混雑が変わってきます。子どもがいると学校があるので平日は難しいのですが、もしゴールデンウイーク中で仕事が休みであれば、平日のほうが来場者が少ないので親だけで陶器市に行くのもアリです!
【注意】この記事は2023年5月1日現在での情報です。来場者数に影響する当日の天気やニュースなどの報道により駐車場の空き具合は変化します。この記事で紹介している時間帯はあくまで参考ですのでご了承ください。特にコロナ明けの影響で賑わうことが予想されます。ゆとりをもって行動してください。
次からは駐車場について、共販センタ―に近い順から紹介していきます。
共販センター付近の駐車場
一番陶器市に近い駐車場です!そのため一番混雑する駐車場です…。駐車料金は有料で1台500円。
ここに停めたいのであれば、朝7時~8時の間に来ることをおすすめします。ちなみに駐車場スタッフがいない朝6時に来るという強者もいるそうです。その場合、駐車料金はスタッフが来てから徴収となります。
陶器市の開催時間は朝9時からですが、実際は(店舗によってですが)9時より前からオープンしているようです!
■共販センター第2駐車場(300台:有料)
■共販センター第3駐車場(120台:有料)
■町営第3駐車場(450台:有料)
共販センター第3駐車場のすぐ隣にある駐車場です。Googleマップで来るときは前述の「共販センタ―第3駐車場」で検索してください。共販センターの駐車場が満車になると、こちらの駐車場に案内されます。
藍の道付近の駐車場
「藍の道」とよばれる通り沿いに町営駐車場が4ヶ所あります。
陶器市まで徒歩5分~10分ほど。駐車料金は有料で1台500円。ここの駐車場は朝7時からオープンです。ここに停めたい場合は朝7時~9時の間に来ることをおすすめします。
■益子観光協会お客様駐車場(40台:有料)
■陶芸の丘駐車場(30台:有料)
■土舞台駐車場(50台:有料)
■土舞台西駐車場(150台:有料)
町民会館付近の駐車場
益子町民会館の付近に3ヶ所ほどある駐車場です。
陶器市まで徒歩15分~20分ほど。駐車料金はなんと無料!
陶器市まで少し距離がありますが、無料のため意外と人気が高く、できれば朝8時~10時の間に来ることをおすすめします。
■益子町中央公民館駐車場(100台:無料)
■益子町民センター駐車場(140台:無料)
■益子中学校駐車場(300台:休日のみ利用可能:無料)
Googleマップでは田野小学校となっていますが、こちらが駐車場の場所となります。
益子駅付近の駐車場
益子駅の付近にある駐車場です。陶器市まで徒歩20分ほど。駐車料金はそれぞれ無料!休日だけの駐車場が多いので来場の際はカレンダーに注意してください。
ここもできれば朝8時~10時の間に来て、益子を散策しながら陶器市に向かうとベストです。
■益子無料駐車場(90台:無料)
■益子町保健センター(東側40台、西側40台:休日のみ利用可能:無料)
■益子町商工会(35台:休日のみ利用可能:無料)
■益子町役場(150台:休日のみ利用可能:無料)
準備が必要なもの
■現金
クレジットカード、電子マネーが使えない店舗もあります。気に入った陶器が見つかっても買えないのは悲しいので、ある程度現金も用意しておきましょう。
■カバン
リュックかショルダーがおすすめ。最低でもエコバックくらいはあると便利です。陶器が割れないよう最低限のクッション材はお店でもらうことができます。
■飲み物
わりと気温が上がります! 子どもも大人も熱中症にならないようドリンクを用意しておきましょう。
■動きやすい靴
そこそこ歩きます。アップダウンのあるところや、エリアによっては舗装されていない場所もあるのでサンダルやヒールの高い靴ではなく、スニーカーなど動きやすい靴がオススメです。
■雨具
朝は晴れていても天候の急激な変化もありえます。長時間いる場合は雨具も忘れずに用意しておきましょう。
陶器市の見どころ!
※以降の写真は2023年5月1日に撮影したものです。
メインストリート「城内坂通り」
昔ながらの窯元や販売店が立ち並ぶ「城内坂通り」。メイン会場となるこの場所に到着すると、歩道沿いにたくさんの陶器が並んでいます。さっそく散策をスタートし、気になる陶器との出会いを楽しみながら進んでいきましょう。
陶器市では新しいデザインの器はもちろん、アウトレット品などもお手頃価格で手に入れられます。お気に入りの品を手に入れましょう。
さまざまな雑貨やハンドメイドもワクワクします。
作家テントエリア
個人的なおすすめは、町内のいろいろな場所に出店している作家テント巡りです。
・前もってお気に入りの作家さんをチェックするも良し!
・なんの前情報もなく飛び込んで、お気に入りの一品を見つけてビビッと衝撃が走るのも良し!
メインストリートを少し外れた裏通りに、たくさんの作家テントが点在しています。この記事では、その中からいくつか紹介させていただきます。
(都合上、紹介しきれないテントの皆さん申し訳ありません)
■TOKO PARK
こちらはギャラリー「陶庫」が主催の野外販売スペースです。店舗とは違った陶器市ならではのラインナップを楽しむことができます!
■路地裏テント
人気の作家が多数集まっているテント村です。店舗によっては行列ができることも。カフェやキッチンカーもあるので休憩にも最適。
■かまぐれの丘
個性豊かな作家作品が数多く扱われるこのエリアは、ここだけで3会場に分かれて出店しています。陶器だけでなくハンドメイド、キッチンカーもあるこのエリアは、陶器市というよりマルシェのような雰囲気。いるだけで楽しい気分になります!
■遺跡広場
益子陶芸美術館のある小高い丘の上の広場で開催されているテント村です。心地よい木々のなか、様々な作家さんに出会えるのも魅力の一つです。
■夢HIROBA
共販センターの道路挟んだ反対側にあるテント村は、益子で活動する窯元や、作家の人たちが多数出店しています。数多くの陶器の中から、ご自分にあう一品を探し当ててみてください!
魅力のフードとドリンク!
益子町にはふらっと入ってしまいたくなるような、雰囲気の良いカフェや食堂がたくさんあります。歩き回ったあとは、こういったお店で休憩をとるのもありですね。
また作家テントでは、栃木県内の人気カフェがキッチンカーなどで出店しています。この機会にオリジナルのフードやドリンクを堪能してはいかがでしょうか。
まとめ:益子陶器市をもっと楽しもう!
↑益子陶器市で購入した一輪挿し。さっそく子どもが花を摘んで活けていました。旅先で見つけたこだわりの陶器が、日々の生活をすこしずつプラスに変えてくれる、そんな気がします。
益子周辺で宿泊する場合は
益子は陶器市だけでなく、カフェや骨董屋などおしゃれなスポットがたくさんあります! 益子を思う存分たのしみたいと思ったときは、楽天トラベルで検索してください。
陶器はもちろん、かわいい雑貨やカフェなど、お祭り気分を味わえる益子陶器市。この記事を参考に、ぜひ皆さんも家族で益子陶器市を楽しんでください。
お金をかけずに旅する方法について
ちなみに、このサイトでは「お金をかけずに旅に出る裏ワザ」の記事も人気があります。
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家族で陶芸体験!
益子には陶芸体験できる陶苑がたくさんあります。
どの陶苑も前もって予約が必要なので、詳しくは以下の記事を参考にしてください。