韓国旅行の計画は進んでいますか。ソウルから釜山や地方都市へ移動するなら、日本の新幹線にあたる高速鉄道KTXが便利です。
ただ、初めてのKTX利用は、乗り方や車内の様子が分からず不安に感じますよね。この不安を解消して、安心してKTXの旅を楽しめるように、今回はチケットの購入方法から、車内の設備や乗り方まで、私自身の経験をもとに詳しくご紹介します。

これを読めば、あなたの韓国旅行がもっと快適になること間違いなし!
KTXはどんな列車?

KTX(Korea Train Express)は、韓国の主要都市を結ぶ高速鉄道です。日本の新幹線のような存在で、ソウルから釜山まで最短約2時間半で移動できます。
KTXには、日本と同じく一般室(普通車)と特室(グリーン車)があり、車両によって座席のタイプや設備が少しずつ異なります。
しかし、乗り方はどの車両でも基本的に同じなので安心してください。どの座席も指定席のため、事前に予約が必要です。
KTXのチケットを購入しよう

KTXのチケットを購入する方法は主に4つあります。あなたの旅行スタイルに合わせて選びましょう。
1. 公式サイト「KORAIL」で予約する
日本にいるうちから事前に予約したいなら、公式サイト「KORAIL」がおすすめです。サイトは日本語に対応しているので、韓国語が分からなくても安心して操作できます。チケットを予約・決済したら、スマホ画面でもOKですが、念のため印刷しておきましょう。
2. 公式アプリ「KORAIL TALK」で予約する
スマホアプリ「KORAIL TALK(コレイルトーク)」も便利です。こちらも日本語に対応しているので、初めてでも迷いません。画面は公式サイトとほぼ一緒です。
公式サイト・アプリで予約する詳しい手順はこちら↓
3. 旅行会社で予約する
KTXの予約には、旅行会社のオンラインサイトを利用するのもおすすめです。特に、韓国鉄道公社の海外独占販売代理店であるTrip.comなら、日本語で簡単に予約できるうえ、手数料もかかりません。さらに、PayPayやクレジットカードなど、豊富な支払い方法から選べるのも嬉しいポイント。
詳しくはこちらからチェックしてみてください!
👉 Trip.com
4. 駅の窓口や自動券売機で直接買う
現地の駅に着いてからチケットを買いたい場合は、窓口か自動券売機を利用します。窓口での購入はとても簡単です。目的地と人数を伝えるだけでチケットが手に入ります。韓国語や英語に自信がない方は、あらかじめメモに書いて見せてみましょう。
自動券売機は、クレジットカード専用と現金も使えるタイプの2種類があります。表示は韓国語か英語なので、不安な方は窓口を利用するのがスムーズです。

当日購入では満席で乗車できない場合もあります。特に早朝、夕方、週末はできるだけ早めに予約しておくのがよいでしょう。
KTXの乗り方と注意点

日本の鉄道とは少し乗り方が違いますが、ポイントを押さえればとても簡単です。ここでは、私が実際に体験したKTXの乗り方をステップ形式でご紹介します。
1. 電光掲示板で乗車ホームを探す
駅に着いたら、まずは電光掲示板で自分の乗るKTXを探しましょう。
チケットに記載されている列車番号(Train No.)と出発時間(Time)を頼りに、乗車ホーム(Track)の番号を見つけます。

ホーム番号は、出発の約30分前から表示されます。電光掲示板は韓国語と英語が交互に表示されるので、安心して確認できますよ。

韓国の鉄道は、数分程度の遅延はしばしば。そのため遅れが発生すると、次の列車の時間に遅れた列車が到着する可能性があるため、電光掲示板の遅延時間(Delay)表示をしっかり確認し、乗り間違えないように注意しましょう。
2. 改札を通らずホームへ
乗車ホームの番号がわかったら、そのままホームへ進みます。

日本とは違い、韓国の鉄道駅には改札がありません。これは「信用乗車方式」というシステムで、チケットを持っていれば誰でもホームに入れるようになっています。
KTXのロゴと乗車ホームの番号を目印に、ためらわず進んでください。
3. 指定の号車で待機
ホームに着いたら、乗車券に書かれた列車番号を確認します。そして、ホームの足元にある表示を探しながら、自分の乗る車両の位置まで移動しましょう。

5. KTXに乗り込む
いよいよ列車に乗り込みます。

自分の乗る列車番号を確認したら、床の高さに注意して乗り込んでください。KTXの車両は、ホームとの間に段差がある場合があります。大きな荷物を持っている際は特に気をつけましょう。
5. 荷物を置く場所は?
列車に乗り込んだら、荷物を置く場所を探します。大型のスーツケースは、車両の連結付近にある荷物置き場に収納できます。

ただし、スペースに限りがあるので、混雑時は置き場がない場合もあります…。そんな場合は(車両によってですが)最後尾の座席の後ろにスペースがあるので置けるときもあります。

また、機内持ち込みサイズであれば、座席の上の棚に置くことも可能ですよ。

6. 指定された座席に座る
KTXは全席指定なので、チケットに書かれた座席番号を確認し、指定された席に座ります。

韓国語では、通路側が「통로측」、窓側が「창측」と表記されます。

乗車中、車掌さんがチケットの確認に回ってくることがあるので、スマホのチケット画面か、プリントを取り出せるようにしておきましょう。
7. 目的地に到着
KTXの車内にはモニターがあり、次の停車駅が案内されます。表示は基本的に韓国語と英語ですが、車両によっては日本語の案内も出るので安心です。

目的地に着いたらKTXから降り、「나가는 곳、出口」の表示に従って外に出ます。日本語表記もあるので安心ですよ。降りるときも改札はありません。

KTXの車内はどうなってる?

KTXの車内に足を踏み入れた瞬間、コンパクトながらもゆったりとした空間に驚きました。シート間隔は日本の新幹線と同じくらいかな。
1つだけ言うのであれば、初代KTXは半分の座席が進行方向とは逆向きになります…。乗り物酔いしやすい方は、チケットを予約する際に進行方向の座席で予約するか、座席が回転する新しい車両モデルを選ぶのがおすすめです。

実際に座ってみると、足を組んでも前の座席にぶつかることがなく、リラックスして過ごせます。そして、各席オットマンが装備されているので足をのせて快適な姿勢を保てます!

座席には、パソコンを広げるのに十分な大きさのテーブルがあり、簡単な作業をするにも便利でした。

また、前の座席には雑誌や小物を収納できるネットがあり、ペットボトルなどを入れておくのに重宝しました。
走行中は、想像以上に音や振動が少なく、とても快適でした。まるで滑るようにスムーズに進んでいくので、長時間乗っていても疲れを感じることはありません。
窓から見える景色も素晴らしく、田園風景や街並みが次々と移り変わる様子を眺めていると、あっという間に目的地に着いてしまったように感じました。

KTXの車内設備は?
KTXの車内には便利な設備がたくさんあります。
車内設備の全貌
KTX設備の案内板はこれです。

各車両には、座席、手荷物置場、トイレ、自動販売機などが配置されており、この案内板を見るとどこに何があるか一目で分かります。
荷物置き場
大型スーツケースなどを置ける手荷物ラックが、各車両の連結付近に設置されています。

トイレ
男女別に設置されており、清潔に保たれています。

バリアフリー対策
「障がい者専用席」「車椅子スペース」「車椅子対応トイレ」が完備され、安心して利用できます。
授乳室・おむつ交換台
小さなお子さま連れの方にも配慮し、授乳やおむつ替えができるスペースがあります。
自動販売機
飲み物や軽食のほか、イヤホンや充電ケーブルなどの旅行中に便利なアイテムも販売しています。

充電用USB(有料)
自動販売機の下にスマホ充電用のUSBポートがあり、必要に応じて利用できます。
電源コンセント
座席によっては窓際や座席下に電源コンセントが設置されており、ノートPCやスマホの充電に活用できます。

フリーWi-Fi
「KTX-WiFi」に接続すれば無料でインターネットが利用可能。ただし通信速度は安定せず、動画視聴などには不向きです。
乗務員室
各列車には乗務員室があり、困ったことがあればすぐに相談できます。
KTXに乗る際の注意
KTXは便利な乗り物ですが、いくつか知っておきたい注意点があります。
まず、旧正月(ソルラル)や秋夕(チュソク)といった韓国の祝日には、チケットがすぐに売り切れてしまいます。この時期は帰省する人が多いため、KTXの利用を考えているなら、早めにチケットを確保しておくと安心です。
次に、地方都市をたくさん巡る予定なら、外国人旅行者向けの乗り放題チケット「KORAIL PASS(コレールパス)」の利用を検討してみましょう。このパスはKTXを含む多くの鉄道で自由に乗り降りできる便利なチケットです。

ただし、韓国国籍以外であることが条件なので、購入時にはパスポートが必要です。また、韓国の地下鉄や空港鉄道など使えない路線もあるので注意しましょう。
最後に、駅に改札がないからといって、無賃乗車は絶対にやめましょう。駅のホームには自由に出入りできますが、無賃乗車が発覚すると通常運賃に加えて追加料金を請求されます。必ず乗車券を購入してから列車に乗り込んでくださいね。
まとめ:韓国鉄道旅を楽しもう!

今回は、KTXの乗り方や車内の様子についてご紹介しました。
KTXの旅は、移動時間が快適になるだけでなく、車窓から流れる韓国の風景を楽しむことができます。
特に、ソウル駅かオソン駅へ向かう道中、田園風景が広がり、韓国の日常を垣間見ることができたのは、私にとって特別な体験でした。KTXを上手に使って、あなたの韓国旅行をさらに特別なものにしてくださいね。