江戸時代に宿場町として栄えた福島県にある「大内宿」について、行き方や駐車場が混雑する時間帯、そして有名な「ねぎそば」が食べられるお店をまとめました。かやぶきの家が立ち並ぶこの場所は、まるで映画のセットのようです。どこか懐かしい日本の原風景に出会えるこの場所へ、ぜひ家族でおでかけになってはいかがでしょうか。
大内宿へのアクセス
電車:会津線 湯野上温泉駅下車 タクシー10分
クルマ:東北自動車道 白河ICから60分
大内宿に駐車場はあるの?
大内宿内はクルマの進入が禁止されています。そのため、宿場の入口にある有料駐車場と、少し北に進んだ場所にある無料駐車場がありますので、そこにクルマを停めるようにします。
■有料駐車場
大内宿の入口にある駐車場です。約400台ほど停められる大きな駐車場で、第1駐車場、第2駐車場、第3駐車場、臨時駐車場と4か所あります。
【駐車料金】
大型バス:3,000円
マイクロバス:1,500円
軽・普通車:500円
【営業時間】
8:00~17:00
↓第1駐車場の様子。一番大内宿の入口に近い駐車場で、トイレや観光案内所が併設されています。
第1駐車場が満車となると、その下にある第2、第3、臨時駐車場へと順次案内されます。第1駐車場と比べて入口から遠くなりますが、それでも歩いて5分くらいで大内宿にへ行くことができます。
※ちなみにこの写真は12時過ぎくらいの第2駐車場。すでに満車となり道路が混雑しています。
■無料駐車場
有料駐車場から北に進むと無料駐車場があります。「大内宿食の館」という施設が目じるしで、70台ほど停められる砂利の駐車場です。トイレや食堂があるので便利ですが、大内宿まで若干歩くようです。
大内宿の案内図
観光案内や道路状況など大内宿についての情報は、以下のWEBサイトまたは案内所でご確認ください。
大内宿観光協会
↓電話番号はこちら
0241-68-3611
混雑する時間と、おすすめの時間は?
大内宿に行く道は1本しかなく、週末や連休は非常に混雑します。前述の通り、お昼近くなると駐車場に入るためのクルマが渋滞してしまい、場合によっては何十分も待つこともしばしば。ですので行くのであれば午前中の早い時間(9時くらい)がオススメです。そのくらいの時間であれば比較的駐車場も停めやすいです(観光客の状況によって異なりますのでご了承ください)。
大内宿の店舗は民家も兼ねていて、だいたいお店がオープンするのは9時半くらいからになります(有料駐車場は8時から営業しています)。なので9時に到着し、早朝の大内宿をのんびり散策したらお店もオープンするのでちょうど良い感じで見て回ることができます。
補足情報です。お店によって「蕎麦の提供は10:30から」という場合もありました。有名なねぎそばを食べたいときは、お店に提供時間を確認しておくと予定が立てやすくなります。
あとはお客さんが少なくなる夕方の時間もオススメです。ただしお店は16時(お店によって17時)くらいでクローズするので気を付けてください。
【お店の営業時間】
9:30~16:00くらい
※店舗により異なります。
「ねぎそば」のお店は?
ネギを箸の代わりに使って食べるので有名な「ねぎそば」。これを体験したくて大内宿に行くと言っても過言ではない!!
大内宿でねぎそばが食べられるお店をまとめました。以下の吹き出しで書いてあるお店で「ねぎそば」の提供があります。
大内宿のほとんどのお食事処で、1本ネギを箸代わりに利用したねぎそばの提供があります。唯一、山本屋さんだけは、ねぎそばの提供がなく「くるみそば」が有名なお店として知られています。
定休日や営業時間はお店によって異なります。詳しくは以下サイトなどを参考にご確認ください。
大内宿観光協会
※子どもと行くときの注意点!
大内宿のねぎそばは、大根おろしを入れた「高遠(たかとお)そば」が伝統料理となっています。子どもは大根おろしの辛みが苦手なこともあります。その場合は、大根おろしの入っていないメニューが用意されていますのでお店に確認してみてください。
「ネギでそばをすくえるの?」と最初は疑問でしたが、やってみると意外と問題なく食べられます。もちろん箸も用意されていますので安心を。そばを食べる合間にネギをかじるのも、結構やみつきになります。ぜひ今まで体験したことの無い食文化を家族で味わってみてください。
ちなみにデザートとしてオススメなのは、やさしい郷土料理の「栃餅(とちもち)」。あんこはもちろん、東北ならではの青きな粉が素朴な味をひきたてます。
※これらの情報は訪問した当時の内容ですので、あくまで参考としてご活用ください。また、最新の情報とは異なる可能性もあります。ご訪問の際は事前にWEBサイト、電話等でご確認ください。
大内宿はこんな雰囲気
昔ながらの佇まいが残るメインストリート。江戸時代の旅人が今にも現れそう。
かやぶき屋根を間近に見ることができます。
通りのほとんどのお店でお土産の販売をしています。
色鮮やかな伝統工芸から、
わりとポップな小物まで、見ていて飽きない、かわいいおみやげを発見することができます。
大内にゃんこ発見。この子は雨の日にやってきたアメちゃんと言います。天気がいいので日向ぼっこ中。
メインストリートの両サイドには水路があり、きれいな水が流れていました。
大内宿の通りを進むと急な石段があります。そこを登っていくと、
見晴台で大内宿を一望できます!
まとめ:福島県の大内宿を楽しもう!
江戸時代に宿場町として栄えた福島県にある「大内宿」について、行き方や駐車場、おすすめ時間帯、有名な「ねぎそば」が食べられるお店をまとめました。かやぶきの家が立ち並ぶ、どこか懐かしい日本の原風景に出会えるこの場所へ、ぜひ家族でおでかけになってはいかがでしょうか。
福島県にある大内宿ですが、他にも会津若松、喜多方、猪苗代など見どころがたくさんあります。計画を立てる際は、ホテルや飛行機の予約はぜひ楽天トラベルで検索してみてください。
ゆとりのある計画で、家族で一緒に見たことのない福島を発見してみるのはいかがでしょうか。
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